ニュージランド手作り旅の記録

クライストチャーチからテカポ湖へ

2月16日:アッシュバートン、フェアリーを経て>

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3日間レンタルしたRAV4

国道1号線

冬に向かって牧草の備蓄

2月16日の行動記録
(曇りのち晴れ)


08時30分:ホテル発

09時00分:レンタカー発

09時20分:モナ・ベイル
  <約1時間散策>

10時30分:Russley ゴルフ

 
<約30分間だけ

11時00分:同上出発

12時00分:Ashburton着 
  <1時間昼食・休憩>

14時50分:Fairlie 着
 <30分買物・休憩>

16時00分:テカポ到着
 <車に給油>








  総走行距離≒300km










天気は朝からうす曇、モナ・ベイル及びラズレー・ゴルフ・クラブに寄り道した後、いよいよ11時に国道1号線に入り、RAV4を駆使してテカポを目指すことになった。国道と言っても、全線片側1車線。制限速度は、村や町を通過する時は70Km(一部50Kmもあったが)となるが、それ以外は100Km。レンタカーの運転は、全工程を隠居がやることにして、娘が地図を読めるので地図を見ながら道筋を指示するという役割分担とした。快適なドライブが続く。

予定通り約1時間で、「Ashburton」に到着。この頃には天気もすっかり回復してきた。 昼食と小休憩で1時間くらい滞在した。町に入り口近くの新しくて綺麗なレストランと4軒くらいの手工芸店のあるブロックに入ったが、田舎町ながらなかなかの風情。娘は食事のあとで日本への土産など買い込んでいた。今回の旅行を通して、食事は食べる場所を探すのに困ることもなく、味についても不満が残ることはなかった。

ここを出発したら、距離と時間のロス防ぐたの次のポイントは「Rangitata」で79号線に入ることと「Geraldine」で左折のタイミングを見失わないことと認識していたがやってしまった!「Rangitata」では上手く79号に入ったのに、「Geraldine」では右折すべき交差点の左側に魅力的な郵便局(何故か娘は郵便局マニア)がありそれに見とれていた娘が交差点を見落とし、10Km(往復20Km)先の「Winchester」まで行って気がつき、些かのロスが発生。ただ、このことが教訓となり、その後は道を間違うことはなかった。

「Fairlie」 が近づくと景色も少し変わってきて山岳地帯が近いことを思わせるようになってきた。国道8号線との分時点の町「Fairlie」 に3時前に到着。この町は、この国では中規模の「Geraldine」 と同じくらいの町でスーパーマーケットもあり、ニュージランドの名物の「ホーキポーキ・アイスクリーム」食べたほか 水やジュースを補充した。この町では、カフェやレストランを利用しなかったので公衆トイレを利用したが、きれいで安心して使用できた(特に、娘はこのことが気に入ったようである)。このことはニュージランドのほかの町でも同じように言えることであった

いよいよテカポも近く、遠くに冠雪の山並みが見え、ルピナスの花が道端に見られるようになると、車を止めて写真に収める行為が増えてきたが、晴天で素晴らしい景観を楽しみながら16時にはテカポに到着した。クライストチャーチのAVISレンタカーを出発してからの総走行距離は寄り道も入れて約300Km。ご苦労さん

日没までにはかなりの時間があったので、この日のうちに湖畔の散策は十分。夕食は、和食の店「湖畔」で、サーモンの寿司とトラギスの天婦羅。幸運にも晴天が続いているので、夜は名物の星空を眺めることが出来た。,


アッシュバートンの食堂

アッシュバートンのカフェ・レストランの玄関。客は地元のご婦人連か、老夫婦が多く、東洋人らしき観光客は我々父娘だけ。この国のこの種の店の特徴であるが店内にはみやげ物店(羊王国にらしい毛糸の専門店で種々の毛糸とセーター類が展示してあった)も併設されているまた、4件のクラフトの店も隣接しており客寄せの手段となっている。

ゲラルディンの郵便局
右折のタイミングを失した原因となった郵便局。何故か娘はこれに熱中するのだ!この記録の中では、唯一の郵便局紹介であるが、娘のデジカメの中には数十個の郵便局やポストの写真が収まっていたのだ!

この旅の中で、初めて目にしたルピナスの花。ルピナスはマウント・クックと対となってニュージランドを代表するものと思っていたが、外来種であるらしい。生命力が強くて広く分布してしまい、今では厄介者(嫌われ者)の雑草であるという言い方をする人が多いのには驚かされた。遠くには残雪がある山並みが見えている。

テカポ湖での宿舎
テカポでの宿舎となったホテル「the Godley」。テカポ湖畔はB&Bやロッジ風の宿舎は多いが、ホテルは少ないようだ。少し古びてきていて高級感もないが安いのが良い。この本館のほかに新しい別館もあり、また湖に面してシャレ風の平屋の部屋(知っていれば、これに泊りたかった。勉強不足)が幾つかある。



テカポに到着して


テカポ湖畔の隠居

テカポに到着して美しい湖面に見とれて佇む隠居

夕日に映える湖面

迫りくる落日をかすかに湖面に写した姿が眩しい

善き羊飼いの教会

テカポで必ず語られる最もありふれた光景か?



日の出の瞬間
17日の朝、朝食時にホテルの食堂から見た日の出の一瞬。豆粒みたいな光が一点見えたと思った1,2.秒後には光が一気に広がってしまう。瞬きする間もない一瞬の出来事とはこのことか。沢山の日の出を見てきたがこの一瞬の経験は初めてではないかと思う。

テカポ消防隊の出動
非常召集がかかって、駆けつけた隊員を乗せて出動する消防車と救急車。何事が起こったのか定かではなかったが、消防隊員は常勤ではなく一般住民が兼務しているようである。人口の少ないところではこれが理想であろう。

朝のテカポ湖
ここを離れる直前の朝のテカポ湖。写真のベンチは前夜に星空を眺めながら暫し座っていたところ。
右端のポストはスプリンクラーの吹き出し用のもので、人気のない早朝に撒水中(乾燥が激しく既に芝生も枯れ始めているように見受けられる)であることが窺い知れるかナ。