ニュージランド手作り旅の記録

オークランドへ
2月21日:クイーンズタウンからクライストチャーチ空港で乗り換えて>

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夜明けの空
ホテルの部屋から見た日の出直前の東の空
今までよりも雲の多い朝と
なった


クイーンズタウン空港
空港内の待合室から滑走路が
望める

コーヒーを飲みながら搭乗を待つ
乗客の姿はまばら

ワナカ湖遠景
飛行機がクイーンズタウンを
飛び立って
間もなく、眼下に見えるワナカ湖


2月21日の行動記録
(晴れのち曇)


07時35分:ホテル発
<予約の5分遅れのタクシーで>


08時50分:クイーンズタウン空港発
<約60人乗りくらいのプロペラ機>

09時55分:クライストチャーチ空港着
<何故か、国際線へ乗換>


11時15分:クライストチャーチ空港発
<曇りで下は殆ど見えず>


12時40分:オークランド着
<昼食後、ブルーバスで街へ>


14時55分:ホテル着
<ホテルはRydges Auckland>


16時05分:街へ出て港へ


16時30分:船でデボンポートへ向う


16時43分:デボンポート着
<船着場で千葉の母娘に再々会>


18時30分:オークランド港に帰着
<千葉の母娘と待合せ、シーフード・レストランで夕食を共にする>


21時頃:ホテルに帰着













雲が出ていて、快晴とは言えないが、朝焼けがきれいな夜明けとなった。いよいよ帰国に向けての行動の開始である。前夜携帯電話で予約していたタクシーが予定時間に来ないので、督促の電話を入れたら「蕎麦屋の出前」よろしく、今出たところという。ほぼ5分遅れでホテルを出発、空港までは約15分程度。

クライストチャーチまでのフライトはプロペラ機で、外の景色を楽しみながらの1時間余。飛び立って直ぐには雲も無く、ワナカ湖からオハウ湖までは良く見えた。その後は、プカキ湖辺りから低い雲がたれてきたが、高い山々は雲の上に頭を出していて眺望を楽しめた。天気に恵まれれば、この間のフライトはお勧めの一つか!

クライストチャーチからオークランドまでのフライトはどのような扱いになるのか興味のあるところであったが、扱いは国際線。東京から来た機体に国際線のトランジットの乗客と同じく乗込むことになるので、クライストチャーチからの乗客のチケットには「Domestic Travel Only」というステッカーを貼ってくれて区別してくれるシステムとなっている。このシステムは利用者にとってはかなり便利。

オークランド到着後、先ず昼食(空港内の和食のレストランで関西風の薄味の「うどん」を美味しく味わった)をとってから、「ブルーバス」を利用して、いろんな人種との同乗を楽しみながら街へ出た。所要時間は約50分。このバスは、各ホテルを巡回するものではないが、主要なホテルの近くを通るように計画されており、運転手にホテル名を告げておけば何所で降りたら言いか教えてくれる。

オークランドは、いままでのニュージランドの街(あるいは町)とは大違いで、大都市といった風情。3時前にホテルにチェックインして小休息ののち、市中では特別訪問したい場所もないので港へ直行して、「デボンポート」への船に乗った。

「デボンポート」の船着場で劇的な(?)再会。船から下りた途端に、我々が乗ってきた船に乗込もうと並んでいた乗客の一人に声をかけられた。一瞬、何事が発生したか?戸惑うところもあったが、何と「千葉の母娘」ではないか!マウント・クックで別れたあと、クイーンズタウンに2泊、ロトルアに1泊、オークランドに2泊して、明日我らと同じ飛行機で帰国するのだという。1,2分のずれがあっても会うことはないであろうと思われる絶妙のタイミングに驚くばかり!これを奇遇というのか?

乗船を遅らせた彼女らと30分位の間四方山話をしたあと、「オークランドの港で6時半に再度落ち合って夕食の時間を一緒する」ことを約足し、我々は1時間「デボンポート」を散策。ここは古い様式(ビクトリア調)の建物を多く残していて落ち着いた街となっている。B&Bやカフェも多い。ここを住処としてオークランドで仕事している人も多いようで、夕方になるとここに帰ってくるサラリーマンらしき人達も見かれられる。

ニュージランドでの最後の夕食は、この旅で初めてのシーフード・レストランで、しかも約束通り、4人連れとなり楽しいものとなった。この時期には、気候的にも、2階の戸外の席は快適さこの上ないといった感じ。虫(当然、蚊も)がいないと言うニュージランドは何所へ行っても、夏は屋外が快適と感じられた。ホテルから港までの往復の歩き以外は、ここで費やした2時間半だけがオークランドの街中にいた一瞬といえる。


ステッカー
クライストチャーチからオークランド間のチケットに貼られた「Domestic Travel Only」のステッカー他は小さいので識別できないと思うが、
・写真での識別が必要(パスポートで可)
・デューティー・フリーの買物は出来ない
・出国税は免除
などの注意書きもされていて便利なシステム。
これを見せて、乗務員と同じ出口から出ることが出来る

スカイタワー
Rydges Aucland ホテルの前から見た「スカイタワー」
このタワーの所で「ブルーバス」を降りたが、結局このタワーに上ることもなく、オークランドの街は殆ど知ることも無く終った。

フェリービルディング
夕食を食べた「ハーバーサイド・シーフード・バー&グリル」もこのビルの2階にある。海に面したテラスは高級感もあって、料理(ここでは当然シーフード)も値段も手ごろで美味しい。ここで2時間半近く、夕食をとりながら談笑。

デボンポート(1)
海に面した道路沿いにはこのような建物が多く残されており、家の中の台所で調理中のご夫人も姿も外から覗える(見られることを当然としている感じもする)。

デボンポート(2)
小さなカフェのある街角。
コーヒを楽しんでいるのは住人か?または、旅行者か?

デボンポート(3)
船着場近くの公園の一角。このような大木も多く、また南国系のビロージュを思わせる樹木も見られる。