携帯電話のこと

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長期の旅行のために、仕事で気になることもあって、日本で使っている「au」のグローバル対応の携帯電話を持ち込んだが、日本国内の近隣で会話しているような明快な会話が可能である。この旅行を通して、ミルフォード・サウンドなどのような辺鄙な地区以外はほぼ使えることを確認した。
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為替レートのこと

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昨年暮れごろから続いている円安(≒120\/us$)の傾向は変わらず、むしろ円安が進んでいることもあり、日本人にはつらい時期であった。交換場所により次の程度の差があるようである。
- 成田空港 91\/$
- クライストチャーチ空港 84\/$
- 市中銀行、Duty Free Shop など 85\/$
- 某ホテル 95\/$
その後、クライストチャーチの買物(クレジットカード)の請求では、84〜85¥/$。場所により、5〜10%の差はあることに注意<3月になって、世界同時株安、円高の傾向になっているが>。
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食事のこと

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隠居は、食事に対する執着心(不味いよりも美味いほうが良いことは言うまでもないが)はあまり強くないが、今回の旅では満足できた。以前、数回訪れたオーストラリアでは美味いと思った記憶が無く(お世話になったオーストラリアの方々には申し訳ない)、今回も期待はしていなかったが、全般的に合格点をクリアー。ラムも牛肉も柔らかく、またサーモンが豊富で新鮮なのも良い。トップシーズンは、人気店に行きたいならば予約が必須ということを痛感した。
「Sushi」レストランの看板が数多く見られるが、日本人経営でない店(韓国人経営など)では巻き寿司を主としているようで、米も美味しくないという現地ガイドの話があった。
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天気のこと
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出発前に毎日のように世界の天気で見ていたニュージランドの週間天気予報では、クライストチャーチも殆ど毎日「曇り/時々雨」であったが、当地に着てからは雨は一回も降らず、晴天続き。単に運がよかったということか?クライストチャーチ地区では、一般的に雨が少なく、そのために、大きな散水装置(スプリンクラー)が無ければ満足に牧草が育てられないという話が聞かれた。また、牧草地で驚くほど大規模の散水装置をよく見かけた。
なお、マウント・クック地区では今が一番の安定期で、春(11月頃)は強い風が吹き荒れるという。
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ゴルフ場のこと
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旅行中に、プレイは1回だけであったが、ゴルフ場は5箇所覗いてみた。全般に、コースは手入れもよく、整備されている。グリーンフィーの20〜65$(ニュージランド住民はもっと安い)程度であるが、ジュニア向けには17$程度の料金が設定されており、若い人もプレイし易い環境が整っている。
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インターネットのこと
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ホテルの内部は勿論のこと、街中のいたる所でインターネット用のパソコンが設置されており、15分/2$、20分/3$などでサービスに供しているが、日本語の翻訳機能が備わっていないものもあるので要チェック。
・クライストチャーチのアートセンター内、オークランドのRydgesホテル内は日本語は完全に不備、Yahoo Japanを呼び出しても日本語部分は完全に不表示
・マウントクックのカフェではメールの送受信も可能であるが、送信文のローマ字から日本語への変換が不可能(受信の文章は日本語で表示されるが、送信はローマ字のままでやるしかない)
・クイーンズタウンの「コプソーン」ホテルでは、全く問題なく送受信が可能である
という違いがあったことを注目されたし。
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トイレのこと

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トイレは田舎町に行っても、きれいで、トイレットペーパも常備されていて安心して利用できた。ただ、日本で発明された「ウォシュレット」は、まだ、ホテルも含めて何所でも使われていないようで、旅の間には一度もお目にかかれなかった。
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郵便のこと

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娘がニュージランドの5箇所から葉書を出したが、帰国後10日が経った時点で、オークランド(投函した翌々日には到着していた)とマウント・クック以外からは着いていない。場所による差が大きいようである。投函場所を選んだほうが良さそう!
<その後、遅れて到着した郵便物は総て香港経由であったことが判明した。NZでは郵便事業が民営化されているとの事であるが、「New Zealand Post」 と名乗っているオフィスで依頼したものだけが
早く到着していた>
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レンタカーのこと

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クライストチャーチ市中では「トラム」や「シャトルバス」もあり、またクイーンズタウンなどは徒歩でも目的地へいける場合が多い。郊外に出たり、マウント・クックなど山間部への移動などには、道路が整備されており、また交通量も多くないので、レンタカーの利用は非常に有効な交通手段になり得る。ただ、トップシーズンには予約しておかないと駄目のようだ。
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植物検疫の厳しさのこと

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自然保護の意識・規制の強さは知らぬでもなかったが、実際は予想以上であった。オレンジなどの生物は絶対に持ち込めないし、罰則が厳しいようなので注意したほうが良さそう。梅干、飴玉、ビスケット、茎わかめや都昆布のほかパンを持ち込み、総てを申告したら、パンだけ没収された。パンにチーズが付いていたためであったようだ。本来は外来種であったルピナス(特に山間部で見られる美しい花)やポッサム(毛皮が重宝されるオーストラリアからの外来種。外敵がいないので増えすぎて、在来の鳥や植物を食い荒らしているという。オーストラリアでは手厚く保護されているようだがニュージランドでは嫌われ者の代表的な動物で、その駆除に躍起になっている。街中でない場所を車で走行中には、車に轢かれて放置されたままの死骸を頻繁に目にする)の事例が教訓となっているようだ。
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撮影した写真のこと

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この旅行中に二人のデジカメで撮影した写真の数は、驚く無かれ、総数で3,262枚であった。特に、その大部分は娘が撮影したものである。隠居のパソコンには、その中なら約4分の一位を保管した。ここまで絞り込むだけでもかなりの時間を要した。状況を見ながら、さらに絞り込んだ枚数を最終保管することとする。
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