Phono EQ

RIAA-EQアンプ基板

サンハヤトのICB-293GUというユニバーサル基板上に2チャンネル分の回路と正負の12V三端子レギュレータを組み込みました。

ライトアングル4P出力ヘッダ
デスクトップPCのアナログオーディオI/FのようにピンアサインはL/G/G/Rです。
電源用4Pコネクタ(オス)(×2)
AC-DCボード(同じもを2枚使用)との接続用JST(日圧)のXHコネクタです。
三端子レギュレータ(7905/7805)
AC-DCの(0V/+15V)×2をOPアンプの電源用±12Vにしています。
OPアンプ
4個のDIP8ピンICの一番上がLF412、下の3個がLME49720です。
FG用2Pヘッダ(真ん中下)
プレーヤ(ターンテーブル)のアース線用。
3P入力ヘッダ(×2)(最下段2個のOPアンプの直下)
DL-103出力の接続用。ピンアサインは下から+/-/G(シールド)です。

白ジャンパ線(×2)
二段目LME49720からのRIAAイコライザ出力信号です。

茶ジャンパ線(×4)
GNDのジャンパです。出力の4Pヘッダ(×1),内訳はLF412の非反転入力(×1),三端子レギュレータ(×2)です。三端子のGNDは近くのパターンからもらえますが、(効果のほどはあやしいですが)わざわざ二段目のLME49720とLF412の間へ飛ばしています。

青ジャンパ線(×4)
OPアンプのVEE-12Vです。このユニバーサル基板はDIPのICが3列に並べられるようになっていて、VCCとGNDの配線はパスコンのリードを延長すれば簡単なのですが、VEEはジャンパーで接続することになりました。

完成画像

リンクページのトップバッターのオーロラサウンドさんが、むき出しの基板を見るに見兼ねて、立派なケースに入れてくださいました。


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測定結果

出力オフセット電圧
+0.3mV (Lチャンネル) / -0.3mV (Rチャンネル)
±3mV以内なら正常値です。単にLF412の入力オフセット電圧のバラツキを測定しているようなものですから、ことさらこの測定値に一喜一憂する必要はありません。
RIAA偏差
CR素子はすべて誤差±1%品を使用しました。

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