ホームページの数が多いのでホームページの整理をする予定です。
数が多くて作りが煩雑だと簡単に更新できず使い勝手が悪すぎるためです。
このホームページも作りが煩雑で2016年からほとんど更新していないので整理の対象です。

谷中和志司法書士事務所 舞阪版

 浜松市舞阪町と相続登記と民事事件と成年後見・他


司法書士事務所HP【舞阪版】

【静岡県】用HP


 【事務所情報】

  谷中和志司法書士事務所
  司法書士 谷中和志(やなか かずし)
  静岡県浜松市西区舞阪町舞阪141番地  
  053−592−3113 / yk0215@yanaka.biz
  平日、9時〜18時、土日は応相談

 【都市農業・他】


私の物語/都市農業


舞阪版(ynk05-C1)


谷中和志司法書士事務所
浜松市西区舞阪町にて(H24夏)/5
浜松市西区舞阪町にて(H24夏)

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私の物語 / 都市農業


 「私の物語」

 私の物語」とは、社会問題を解決するために市民レベルでの支援や活動への参加を促すための方法です。アメリカの学者のマーシャル・ガンツが唱えた方法です。まずは「自分の物語」(「私の物語」)があり、それを他者が共感することにより「みんなの物語」(「私達の物語」)となり、その上で、その物語を行動に移して実現することの必要性を訴えて実際に行動に移すことにより社会問題を解決して社会を変える方法です。
 この「私の物語」というのは、簡単そうに思えますが、意外と難しいです。
 そこで、試しに「私の物語」を作ってみました。

浜松市西区舞阪町で
(H24〜H27)

場所は、静岡県浜松市西区舞阪町の舞阪交番の裏、静岡銀行舞阪支店の隣です。

浜松市西区舞阪町で/H24春/1

浜松市西区舞阪町で/H24春/2

浜松市西区舞阪町で/H24春/3
荒れ地を鍬一本で開拓したので、あらすじとしては悪くありません。

平成24年夏
浜松市西区舞阪町で/H24夏/1 浜松市西区舞阪町で/H24夏/2
物珍しいこともあって、この頃が一番評判がよかったです。

平成25年春
浜松市西区舞阪町で/H25春/1 浜松市西区舞阪町で/H25春/2

浜松市西区舞阪町で/H25春/3 浜松市西区舞阪町で/H25春/4
この頃は初めて収穫があったので、この頃もよかったです。

平成25年夏
浜松市西区舞阪町で/H25夏/1 浜松市西区舞阪町で/H25夏/2
この頃は播いた種を鳥に食べられて失敗しています。

平成26年春
浜松市西区舞阪町で/H26春/1 浜松市西区舞阪町で/H26春/2

浜松市西区舞阪町で/H26春/3 浜松市西区舞阪町で/H26春/4
まあまあです。

平成26年夏
浜松市西区舞阪町で/H26夏/1 浜松市西区舞阪町で/H26夏/2

浜松市西区舞阪町で/H26夏/3 浜松市西区舞阪町で/H26夏/4
何やら物足りないです。

平成27年春
浜松市西区舞阪町で/H27春/1 浜松市西区舞阪町で/H27春/2
完全にマンネリです。
作った本人がマンネリだと思っているようでは「私の物語」になるはずがありません。

そこで、…  私の物語〜緑化80%
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私の物語 / 都市農業


浜松市舞阪町「都市農業」編

浜松市舞阪町「都市農業」編 P1

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 CSRとは、「企業の社会的責任(Corporate Sosial Responsibility)」です。
 特に何かをしなければならないと決まっているわけではないので、何をやっても良いのですが、とりあえずは「何かよいこと」をして「これがCSRです」と言えばそれで成立しそうです。
 一応、CSRについては、国際標準化機構(ISO)のガイドラインISO26000で原則や主題、課題が定義付けられていますが、悪いことをするわけではないので、それほど原則や主題等にこだわる必要もなさそうです。

 そこで、考えたのが都市農業です。 
浜松市舞阪町でいろいろ考えました。
 資料を見たところ、浜松市の農業については農業産出額や農業人口等が全国でも上位らしいです。もっとも、浜松市でも舞阪町はあまり関係なさそうです。昔は町内に農協もありましたが、とうの昔に隣町に移転したくらいです。農業だったら、むしろ、近くの篠原町の白たまねぎが有名です。
 そこで、「不毛の地」を「豊饒の地」にしようと、浜松市の舞阪町で始めたのが都市農業です。

 念のため、CSRについて詳しく言うと、まず、CSRの原則には、@説明責任、A透明性、B倫理的な行動、Cステークホルダーの利害の尊重、D法の支配の尊重、E国際行動規範の尊重、F人権の尊重等があります。次に、CSRの主題には、@組織統治、A人権、B労働慣行、C環境、D公正な事業慣行、E消費者課題、Fコミュニティへの参画およびコミュニティの発展等があります。そして、CSRの課題については、主題「コミュニティへの参画およびコミュニティの発展」においては、@コミュニティへの参画、A教育及び文化、B雇用創出及び技能開発、C技術の開発及び技術へのアクセス、D富及び所得の創出、E健康、F社会的投資等があります。CSRの原則や主題、課題は割と詳細です。

 しかし、これらのCSRの原則や主題、課題を全て満たそうとすると、枠にはまってしまい、発想や貧困になったり、直感が鈍くなりかねません。

 そのため、話を最初に戻すと、とりあえずは「何かよいこと」をして「これがCSRです」と言った方がよさそうです。その方がよい考えが浮かびます。

 場所は静岡県浜松市西区舞阪町です。
平成24夏の写真です。(浜松市舞阪町で)
 地域の景観保全に役立っているので、これだけでもCSRとして通用しそうですが、地域の景観保全だけならその辺に幾らでもありそうなので、別のコンセプトが必要になります。それが都市農業です。
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浜松市舞阪町「都市農業」編 P2

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 都市農業とは、農林水産省が推進している農村基本法36条2項において規定されている「都市及びその周辺における農業」です。農業と言っても都市部においてはそもそも農業が難しいので、都市農業の目的は、食糧自給率を上昇させるような大規模農業や輸出向け農作物の生産等ではなく、例示として列挙されているものとしては、都市部への新鮮な農産物の供給、農業体験等の教育目的、災害の際のスペース確保、都市部における緑地の確保等です。

 すなわち、都市農業とは、都市部における農業の多面的機能に着目したものです。
 本来であれば、都市部、市街化区域においては、市街化を図るために開発・整備が優先されます。つまり、都市部では土地を農地として保全するよりも宅地として建物を建てることが優先されます。そのため、市街化区域では農地の宅地への転用についても許可は不要で農業委員会への届出のみで足ります。
 にもかかわらず、都市部、市街化区域において、あえて土地を農地として保全するためには、農地の新たな存在価値が必要とになります。それが都市部における農業の多面的機能です。

 「農業」と言うからには当然のことながら農作物が必要になります。景観の保全だけでは都市農業になりません。そこで、試しに農作物を作ってみたところ思った以上にうまくいきました。
 地場産(浜松市舞阪町)のものです。
写真は平成25年春のものです。(浜松市舞阪町で)
 数は100個以上はありそうです。
 大きさも7〜8pあります。

 さらに、2年続けてうまくいきました。
 上の写真が平成25年のもので、下の写真が平成26年のものです。
 去年よりも量が増えています。
どんどん採れます。
 これなら大見えをきって「都市農業」と言えます。

 国産、地場産、おまけに無農薬の付加価値もつくため、売り物にもなりそうです。
P2

浜松市舞阪町「都市農業」編 P3

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 都市農業の目的としては、「@都市部への新鮮な農産物の供給」、「A農業体験等の教育目的」、「B災害の際のスペース確保」、「C都市部における緑地の確保」等が例示として列挙されています。

 まず、「@都市部への新鮮な農産物の供給」については、町の中とはいえ、ある程度の面積が欲しいところです。それに、浜松市の中心部に近い馬郡町、坪井町やら篠原町に農地はたくさんあります。そのため、「@都市部への新鮮な農産物の供給」についてはいまひとつです。

 次いで、「A農業体験等の教育目的」については、近くに小学校があるのでなかなかよさそうですが、「A農業体験等の教育目的」と言えば「市民農園」です。「市民農園」だと、浜松市には「いきいき菜園」と「市民ふれあい農園」とがありますが、どちらもハードルが高いです(「いきいき菜園」だと浜松市に無償で貸し出す必要があります。「市民ふれあい農園」だと市街化調整区域でなければ浜松市から補助金が出ません)。そのため、「A農業体験等の教育目的」についてはいまひとつです。

 さらに、「B災害の際のスペース確保」については、舞阪町において災害と言えば津波です。そして、津波対策としては津波避難タワー等です。とても個人レベルで設置できるものではありません。そもそも、近くに小学校があるので、津波が来たら小学校の屋上に避難した方が安全そうです。そのため、「B災害の際のスペース確保」についてもいまひとつです。

 最後に、「C都市部における緑地の確保」についてはなかなかよさそうです。
 しかし、できることなら、さらに、例示列挙以外のオリジナルの目的も思いつきたいところです。

 課題は山積みです。

 春はこのようになります。
 どう見ても、景観確保のための「C都市部における緑地の確保」です。

 25年春
 写真は平成25年春のものです。(浜松市舞阪町で)
なかなか評判も良かったです。
 26年春
 写真は平成26年春のものです。(浜松市舞阪町で)
去年よりも華やかになりました。
P3

浜松市舞阪町「都市農業」編 P4

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 都市農業の課題は「宅地並み課税」です。
 「宅地並み課税」とは、市街化区域内の農地に対して宅地並みの課税を行う制度です。三大都市圏の政令指定都市の農地には宅地並みの課税が課せられます。浜松市は2007年に政令指定都市となりました。これにより、浜松市は名古屋市を中心とする三大都市圏の一つの中部圏の政令指定都市となったため、浜松市では2008年から「宅地並み課税」が課せられています。なお、「宅地並み課税」となると、課税率がおよそ2〜3倍に跳ね上がります。
 これでは浜松市では都市農業はそう簡単には流行りません。

 「宅地並み課税」に対する対策としては「生産緑地制度」があります。
 「生産緑地制度」とは、市街化区域内の農地を宅地化用と保全用に分ける制度です。生産緑地として保全用の農地になれば課税率が下がります。
 しかし、農地を生産緑地とするための要件は厳格です。そもそも、必要面積が500u必要となります。これに対して、写真の面積は400uです。もっとも、隣地と合算して(一団農地として)500uであれば要件を満たすのですが、あいにくと隣地は交番・銀行・駐車場です。これでは合算ではません。そもそも、本来であれば2倍の800uほどあった土地ですが、土地改良により半分切り取られて形も二等辺三角形のような形となりました。そのため、現在は、三面なのに四面楚歌といった状態です。

 まだまだ課題は山積みです。
三面なのに四面楚歌の状態です。

 「農業」なので農作物も採れますが、この程度では採算は合いません。
 なお、写真はどちらも3坪(10u)あたりの収穫量です。
 まだまだ試行錯誤の段階です。
 写真は平成25年秋のものです。(浜松市舞阪町で)
大きいのが採れました。
 写真は平成26年春のものです。(浜松市舞阪町で)
たくさん取れました。
P4

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浜松市西区舞阪町にて(H24夏)/7
浜松市西区舞阪町にて(H24夏)

 谷中和志司法書士事務所
 司法書士 谷中和志(やなか かずし)
 静岡県浜松市西区舞阪町舞阪141番地
 静岡県司法書士会所属

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舞阪版(ynk05-C1)


浜松市舞阪町【都市農業・CSR】


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