葉山の散歩道。                        11,06,27

   葉山といえば、御用邸と裕次郎に代表される海とヨットで知られるが、明治以来の宮様、政治家、
  財界人、文人の別荘地としても知られている。近年宅地開発のあおりで著名な別荘が次々と姿を
  消して、古老でなければその存在すら知らない葉山町民が多くなってしまった。文化財研究会の
  前会長のIさんがこれを嘆かれて、「明治以来葉山に住んだ有名人の別荘」について、人物・場所・
  建物や遺跡、を調査し葉山町の歴史記録として後世に残したいと私に協力を求めてきた。元来、
  嫌いではない分野なので快諾したので、近々調査活動がスタートすることになるだろう。
   その他葉山には、今も大事に地元民に守られ祀られている庚申塔や地蔵尊、神社・お寺、語り
  継がれている民話など、興味尽きないことが町のあちこちで見受けられる。そこで、「葉山の散歩
  道」と題して散歩道の道すがら知り得た事を紹介することにしよう。かなり長く数回にわたって記
  録することになろう。なおこの記録の多くは文化財研究会や郷土史研究会の方々から得た知識
  や資料による事が多い。

   地区名          主な場所
  堀内地区    1、鐙摺、旗立山周辺、その1        
     ー    2、鐙摺、その2          
     ー    3、、清浄寺、三ヶ浦周辺。            
     −    4、元町、森戸神社周辺。            
     −    5、しおさい公園、御用邸周辺、その1    
     ー    6、御用邸、その2               
  一色地区    8、実教寺、他。 
  長柄地区    7、長運寺、仙光院、長江一族の墓など。      
  下山口地区    8、新善光寺、平兼盛の墓、茅山荘、など。    
  上山口地区    9、新善光寺、三島神社、大昌寺、猪俣・岡部の墓など。       
      ー    10,杉山神社、観正院、棚田、ほか。 
  木古庭地区           ー