さわよう さんの旅行記


シャーアラムのモスク

9/4(土) 旅行4日め



今日は夕方に夫がこちらに到着する。娘も昨日から「パパンが来る、パパンが来る」と喜んでいた。

娘は昨夜の夜泣きで、ダンナ殿は昨日のお疲れで、まだどちらも起きて来ない。友人とパンで朝食を取りながら今日の予定を話し合う。 予定では、ダンナ殿に運転してもらってモスク見物に行くのだが、この様子では無理そうなので友人が運転して行くことにする。出かける前に洗濯と掃除もしよう。 いい加減やらないと溜まっていく一方だからね。

おきてきた娘にパンとマンゴージュースを与えて、我々は洗濯に取り掛かる。洗濯はあっという間に終了。掃除は大変だ。まず、掃除機でゴミを吸い取った後にモップ掛けをするのだ。 床が大理石(?)なのでモップ掛けの後に娘がすっころばないように注意する。

やっぱりダンナ殿は起き上がれないようだ。見切って出発。世界で4番目に大きいという、シャーアラムのモスクを目指す。

シャーアラムのモスク 遠景

10分ぐらいで着いた。確かに青いドームが美しい。 遠くから全景の写真を撮って、駐車場へ移動。

シャーアラムのモスク 近景

さ、中へ入りましょう。靴を脱いで上がる。受付で名前を書くように言われる。女性は長袖のガウンとスカーフを着用しなければならないらしい。 スカーフの巻き方が分からない。受付のおねえさんにやってもらう。2歳の娘はそのままでいいそうだ。暑い。こんなの1年中外出時に着ているとはイスラムの女性は大変だ。 昨夜のボートで隣り合わせになったおばさんの事を思い出す。モスク内は撮影禁止。もっとも、だだっぴろ〜い広間しかありせんがね。

モスク内部 頭にスカーフ長袖の服を入口で着用します

モスクを後にして、友人がよくお買い物するスーパーgiantに到着。フードコートで軽く昼食を取って、明日の朝食に作るナシレマの食材を買う。 レジのベルトコンベヤーが壊れていてなかなか列が進まない。しかもこちらの人は一回の買い物の量が多いので尚更だ。やっとお金を払って家に戻ると1時半になっていた。 夫が来る前に両替をしに行くことにする。娘はまだお昼寝中だが、抱っこして連れて行く。

帰り途中、友人がいつも食べたくても行列がすごくて食べられないチェンドル屋台へ寄る。 今日は土曜だからか行列が大したことないらしい。寝ている娘を抱いて車を降りる。そこは、駐車場に乗り付けた屋台なので、テーブルと椅子なんてものは無い。 皆、立ったままか、車止めのコンクリートに腰掛けて食べている。ダンナ殿が買いに行っている間、私と友人も車止めに腰掛ける。ダンナ殿がチェンドルを持ってやって来た。 一見、アイスカチャンかボボチャチャのようだ。食べてみる。お〜いし〜い。ココナッツミルクの甘さがしつこくなくてちょうどいい。これは行列できるわ。娘を抱いたまま一気に食べた。 心の中で「今起きないでくれ〜」と念じながら。

チェンドル 緑に見えるのがチェンドル。パンダンリーフとでん粉で作ったそばのようなもの

隣にはロジャの屋台がでている。兄弟でやっているそうだ。 ロジャをブンクス(テイクアウトのマレー語)して今夜来る夫に食べさせたいと言うと、ダンナ殿にロジャは時間が経つとおいしくないからやめた方がいいと言われる。 後日、シンガポールでロジャを食べてその意味を理解した。

チェンドル屋台 左手奥がチェンドル屋台、右手前はロジャ屋台

帰宅後、友人と大急ぎで夕飯のカレーの仕込みに入る。その間、娘にはビデオに録画しておいてもらった「おかあさんといっしょ」を見せる。

あ、もう行かないと夫が到着する時間だ。あわてて家を後にする。ダンナ殿はやはり疲れているのでお留守番。友人の運転でKLIAへ。 到着ロビーへ急ぐと、すでに夫は我々を待って立っていた。「パパ〜ン」娘に大声で呼ばせる。2回叫ばせたところで気が付いた。父と娘の感動のご対面。夫は思いの他疲れてはなさそう。 機内で、ビールとワインをしこたまやったらしい。くそっ。

夫を乗せて再び友人宅へ。ダンナ殿も元気を取り戻していて、皆で乾杯。途中で娘が眠くなったので、私が2階へ寝かしつけに行く。 その間、あろうことか夫はチキンカレーをバクバク食べて、私の分のご飯がなくなってしまっていた。ダンナ殿が、日本人がこんなにカレーを沢山食べるのを初めて見たと驚いている。 調子に乗って、日本でカレーレストランを開こうとまで言い出した。おいおい。

そんなこんなで話も弾み、結局、夜中の2時まで起きていた。


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