さわよう さんの旅行記


クアラルンプールでの日々

9/2(木) 旅行2日め



2日目は、午前中、KL市内の高層ビル、タイムズスクエア内にある屋内遊園地へ行く。 遊園地内は2層になっていて、下のゾーンは大人向けのジェットコースターなどがあり、上のゾーンは子供向けのエリアになっていた。入場料大人25リンギ。 平日の午前中だったのでガラガラ。アトラクションは可も無く不可も無くといった感じ。子供向けの遊園地はどこへいってもこんなものでしょう。

大人向けのアトラクションを体験したことのある友人談では、マレーシアはサービスが良いのでコレでもかというくらいジェットコースターを走らせてくれて気持ちが悪くなったそうだ。 このサービスの良さ(?)は私自身も後日体験することに。マレーシアのサービスは質より量といった感じですね。

タイムズスクエア内屋内遊園地

遊園地は小1時間で終了。その後LRTに乗ってチャイナタウンで昼食。昔来た時と違ってこぎれいになったチャイナタウン。 私は上野のアメ横みたいと思ったが、KL在住4年の友人は吉祥寺のようだと言っていた。

KLチャイナタウン

昼食。我々が入ったホーカーよりも反対側のホーカーの方が味はいいとの友人ダンナ殿の話だったが、ちょうど昼時で混んでいて入れないので今日はこっち。

チャイナタウン ホーカーセンター

フィッシュボールヌードルと娘用にナシプティを頼む。ジュースはサワーソップをオーダー。どれもおいしかった。 娘もフィッシュボールや友人の皿から適当に叉焼などをわけてもらいご飯を食べる。

フィッシュボールヌードル 魚のお団子は3つ入っています


ひと通り食べ終わったところで、娘の動きが怪しくなる。どうやらウ○○らしい。アイヤー。こんな所でしないでくれ〜と思う間もなく娘が一言。
「おかあしゃん、ウ○○出た」
マレーシアのトイレはご存知のように紙が無い。ましてやこのようなホーカーで日本のデパートのような美しいトイレを期待する方が間違っている。 ふかーいため息をつきながら娘を小脇に抱えてトイレへ急ぐ。

トイレは想像通りの伝統的なスタイル。唯一救われたのが洋式だったこと。ふたをした上に娘を立たせておむつの交換。 ころげ落ちて床に置いてあるお水いっぱいのバケツにボチャンしないよう気をつける。 途中でハエがブンブン飛んできた。虫が大嫌いな娘は怖がってビービー泣き出す。ジタバタしそうになるのを叱りつけながらなんとかおむつ交換終了。ものすごーく疲れた。


チャイナタウンを後にして、タクシーで再びタイムズスクエアへ。駐車してある車に乗り換えて、一路、ホテルホリデーヴィラを目指す。 娘の為にプール遊びをするのだ。友人ダンナ殿がここの優待会員だそう。泊まらないが一泊分払って部屋を押さえてくれた。 子連れには部屋つきがありがたい。ここはプールが充実している。50Mの競技用プール、円形の浅い子供用プール2つ、半円形の水深1.2Mぐらいのプールが1つある。ホテルに向かう車中で娘が寝てしまった。

ホテルに着いた。娘はまだ寝ている。娘をベッドに転がして、部屋の写真をバチバチ撮る。ミニキッチンまで付いている広い部屋。

ホリデーヴィラ室内 ミニキッチン

ホリデーヴィラ室内 ベッド方向

ホリデーヴィラ室内 リビング方向

ただ、内装が古くさい。風呂のアメニティも大したこと無い。 人数分足りなかった。プールから戻ってきてから気が付いたのだが、ドライヤーの掃除機のようなホースがパックリ割れていた。 シャワーブースでシャワーを浴びた友人の話によると、お湯がぬるいままで熱くならない上に滝のようにしか出てこないとのこと。 部屋のひどさに友人はチェックアウト後もブーブー怒っていた。以前に泊まった時はこんなことはなかったらしい。格安で部屋を取ったからこうなったのか、とまたブー垂れていた。 30分位して娘が起きてきたので着替えてプールに向かう。友人ダンナ殿は家へご帰還。また後で迎えに来るまでバイバイ。

ホリデーヴィラ バスルーム

さて、プールはというと、とても広くて開放的。時間が早かったのか(地元の民は5時過ぎからプールで泳ぐのが普通だそう)誰もいないプールを我々が独占できた。 娘は初めは怖がって私にしがみついていたが、2時間ぐらいすると一人で泳げるようになった。もちろん腕に浮き輪をつけて。親はこれを見て舞い上がる。 2時間で泳げるようになったこの子は天才か?将来はオリンピックの水泳選手か? そんな親の期待をよそに娘はキャーキャー歓喜の声をあげながら犬掻きをしていた。

6時過ぎにプールをあがり、部屋でお迎えが来るまでしばし待つ。冷房が効きすぎて寒い。3人で毛布に包まってテレビを見る。 マレー語のアニメを見る。子供向けのアニメならところどころ何を言っているか分かる。在住4年の友人と今のセリフはあんな意味こんな意味などと言いながらマレー語のお勉強。

ダンナ殿が到着。今日は夕飯にバクテーを食べましょうということで、彼等一押しのお店へ移動。一本の通りを挟んで左右に屋台街が分かれている。 今日はこっち、と向かって右側の屋台街へ。

ホーカーセンター

最初にホッケンミーとディムサム、ビールをオーダー。娘にはスイカジュース。うっかり氷を入れないように頼むのを忘れてしまった。 娘は氷が大好きで見るとすぐに食べたがる癖がある。結局何事も無かったが、次からは忘れないように気をつけた。

ディムサム 左 蝦シュウマイ/右 蝦もどき(練り物)シュウマイ

ホッケンミーはブラックソースのマレーシアスタイル。シンガポールスタイルの方が好きだが、今日のこれはおいしい。 以前、JL.アローで食べたのがおいしくなかったのでトラウマになっていた。

ホッケンミー マレーシアのホッケンミーはブラックソース

ビールを飲みながら娘にご飯を食べさせていたらバクテー登場。 おお、バクテーは彼女のお土産で自分で作った物しか食べたことがないぞ。店の味はどんなもんじゃとがっつく。 つい食い気が先走り、写真を撮るのを忘れてしまった。他の写真もそうだが、食べ始めてから写真、写真と思い出して撮っていたので、食べかけの写真ばかりです。すいません。 肝心のバクテーの味だが、自分で作った物とそう違いはないが、こちらの方がマイルド。苦味が無い。私が作ったバクテーの苦味の原因は鍋か?  金属と漢方薬が反応するので土鍋で作れとWさんに言われたっけ。次回は土鍋で作ることを固く決意する。

お腹いっぱい食べて帰る事にする。娘も疲れて半分寝かかっている。帰りの道で、一方通行を逆走してくるバイクに遭遇。 ひえ〜っとびっくりしていると、ダンナ殿が一言「マレーシア、ボレー」。ボレーとは英語で言うところのCAN。 本来は国威発揚に使われる表現のようだが、別の意味で何でもOK、何でもありというニュアンスの使われ方をしている。この表現を滞在中何度使ったことか。

帰りの車で娘は寝てしまった。帰宅後、娘をベッドに転がして、大人は飲み直し。12時ごろに就寝。


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