Road to KERAMA title
これは’98年10月にダイビングに行った慶良間諸島までの一部始終とその滞在記です
 
 
【-10/8】 【-10/19】 【-10/24】 【10/25】 【10/26】 【10/27】
 
 【10/28】 【10/29】 【10/30】 【10/31】 【11/1】 【11/2】
 
 
▼10月26日
 
〜ダイビングログ#4 安室島ガマ〜
天候:雨 風:東 4m
気温25度・水温28度 透明度20m
テンス幼魚 ウミウシその1 ウミウシその2
テンスの幼魚。ハウジングでも難しい
NEXUS 801 105mm
YS30x2 TTL
思いっきり絞りを開けたらおもしろくなった
NEXUS 801 105mm
YS30x2 TTL
和菓子みたいなウミウシ。ヤラセです
NEXUS F4 60mm
YS120YS20
昨日はみんなで遅くに島にただひとつのカラオケ屋さんに行ってしまい、2時半頃に寝たので目覚ましをセットした。7:30起床。朝からはげしい雨がふっており、東の風がやや肌寒い。港をでるとうねりがかなり強く入っていた。ポイントは安室島の西側にあるガマというポイントだ。はじめてのポイント。アンカー周辺はガレ場が広がり、沖に向かって砂地が広がる。リップルマークがはっきりしていた。岸よりには根が点在。水底で12m、根の上で5mくらい。すぐに森さんがリップルマークのところで1.5cmくらいのテンス幼魚を見つけた。105mmでねばったが2枚くらいしか撮れなかった。そのまままっすぐ行き、ダテハゼやウミウシを撮っていると森さんが呼ぶのでいってみたら、キンチャクフグのオス2匹がメスの奪い合いをしており、一匹のオスがもう一匹のオスの尾びれにかみついていた。残念ながら撮ろうとしたところで離れてしまった。おもしろかったのでしばらく見ていた。岸のほうの根に行く。ハナミノカサゴの幼魚がいた。全身が黒い個体だ。また、根の壁には半透明でオレンジのふちどりのきれいなウミウシがいた。何枚か撮った。根のトップあたりにはハナビラクマノミがいたが、体長は4cmくらいとまだまだ小さく、よく動くのでまったく撮れなかった。アンカーのそばであらかじめリクエストしていたモンハナシャコを見つけてくれていた。体長は15cmくらいと大きい。しかし、すぐに穴に入ってしまい。まったく撮れなかった。浅場だったため、80分も潜ってしまった。
 


 
〜ダイビングログ#5 トカシクビーチ〜
天候:曇り 風:東 4m
気温27度・水温28度 透明度20m
アジの群れ トウアカクマノミ ヒトデヤドリエビ
イケスのそばでアジの群れに囲まれた
NEXUS F4 60mm
YS120YS20
卵はついていなかった
NEXUS F4 60mm
YS120YS20
宿主の割には大きいヒトデヤドリエビ
NEXUS 801 105mm
YS30TTL,YS301/2
お昼ごろ急に天気がよくなった。このまま天気がよくなるのかと思いきや港に行くと突然夕立のような雨が降りだした。ボートに乗っても雨はふり続き、走り出すと雨がいたい。海も結構なうねりがある。今回はトカシクビーチに潜る。トウアカクマノミがいるポイントで、ほかにもイソギンチャクモドキカクレエビというエビとタテジマキンチャクダイの未成魚などが見られるようだ。地形は岸よりがサンゴ礁域で沖にすすむと砂地が広がる。深場の砂地にはイケスを止めておく大きなコンクリートブロックやコンクリート漁礁が点在する。その沖にはロープが2本通っており、その奥にトウアカクマノミのいるイソギンチャクがある。その横の方向には漁礁がいくつか作られている。浅場のサンゴ礁域ではヒトデヤドリエビを森さんが見つけてくれた。撮影は帰りがけにすることにする。根の上のほうにはクマノミとハマクマノミがいた。沖の砂地へゆっくりと進む。2本のロープを横切る。しばらく水深を下げていくとイボハタゴイソギンチャクにいるトウアカクマノミたちがいる。今回はここを最大水深とした。トウアカクマノミは残念ながら産卵しておらず卵を守っているすがたを撮ることはできなかった。未成魚がとても多く、10匹くらいいた。そのすぐ横のブロックでできた漁礁にはオニダルマオコゼが2匹いたようだ。残念ながら見ることはできなかった。ここではカシワハナダイやケラマハナダイが群れていた。奥には大きなコンクリートブロックでできた漁礁がある。森さんが呼んでいるので行ってみると漁礁の壁にイソギンチャクモドキがついており、その中にイソギンチャクモドキカクレエビが大小で2匹付いていた。2匹いるところを撮った。そのすぐ横にはタテキンのまだ成魚に満たない個体がいた。1枚くらいしか撮れなかった。NDTが少なくなったので浅場へあがる。途中とてもたくさんのハナミノカサゴがいた。ここにはイケスがあり、すごい数の魚が群れている。1回だけアジの群れに囲まれた。浅場に戻るとエントリーしてすぐに見つけたヒトデヤドリエビを再び撮る。深場にいたときにYS20の中から水滴が見えたので水が入ってしまったのはわかっていたがやはり水没だったようだ。
 
つづく

もどるよ 10/27へ
もどります
次を見る