Road to KERAMA title
これは’98年10月にダイビングに行った慶良間諸島までの一部始終とその滞在記です
 
 
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▼10月29日
 
〜ダイビングログ#11 嘉比お花畑〜
天候:晴れときどき曇り 風:北1m 波:50cm
気温29度・水温28.5度 透明度26m
モンハナシャコ オビテンスモドキ幼魚 シモフリタナバタウオ
あなたは何星人ですか
NEXUS F4 105mm
YS120 YS30 TTL
疲れるのかたまにじっとするときがある
NEXUS F4 105mm
YS120 YS30 TTL
やっぱり擬態種は押さえておかないと...
NEXUS F4 105mm
YS120 YS30 TTL
昨日も森さんは大事を取ってログ付けにはこなかった。この機会に一気にログづけをした。昨日はちょっとだけ早く、1:30ごろ就寝。朝は7:30起床。昨日のうちに撮影機材はセットしてあったのでゆっくりできた。8:40にピックアップ。昨日は夕方に突然雷雨があったが台風11号から変わった低気圧だったようだ。今日は北よりの風が弱く、南からのウネリもほとんどなくなった。日程中一番いい天気となった。昨日の予告通りホタテツノハゼを撮りに行く。嘉比のお花畑というポイントで、嘉比島の西側にある。嘉比のビーチから60−70mほど沖にでたところで、浅場は5mくらいでそこが一気に30mまで急斜面でおちてゆくようだ。水深10mくらいの中層を泳ぎ、お花畑に着く。水中はまったく流れがない。斜面からは4,50mくらい進んだだろうか。底は水深30mくらいで一面海草の生えた砂地になっており格好のハゼエリアとなっている。また、砂地には背の低いトゲトサカが整然とならんでおり、まるで人が植えたかのようだ。はじめは森さんがハゼを見つけるのを25mくらいから見ていたが、なかなか見つけた様子はなかったので下に降りてみる。ふとウミシダのついている小さな根でモンハナシャコを見つけた。これを撮っている間に見つけてくれるだろう。そのうち森さんがやってきて見つからないとのこと。もうしばらくモンハナシャコを撮ってあきらめて浅場へ向かった。森さんいわく、こんなことははじめてだそうだ。浅場へ続く斜面の途中で50cmくらいもある大きなモヨウフグがいた。105mmなので近づけなかったが2,3枚ほど撮れた。浅場では森さんがエリグロギンポを見つけてくれた。その近くの穴にはシモフリタナバタウオと名前のわからない幼魚がいた。奥のくぼ地で呼んでいるので行ってみるとオビテンスモドキの幼魚がいた。体長は2.5cmくらい。ちょこまかするので撮りにくいがたまにじっとするときがあるのでそれがチャンスだ。左のオーバーハングの中にはカモハラギンポやテンジクダイなどがいた。また、奥にはここにもシモフリタナバタウオがいた。近づいても逃げないのでこれを撮りきってエグジットした。帰りは波がほとんどなく、スムーズに帰れた。お昼をすぎたらすごい晴れた。
 


 
〜ダイビングログ#12 アリガー〜
天候:快晴 風:北1.5m 波:50cm
気温29度・水温28.5度 透明度23m
ハナゴンベ幼魚 ミヤケテグリ カンザシヤドカリ
こんどは105mm+クローズアップで挑戦
NEXUS F4 105mm
YS120 YS30 TTL
この時、ホンソメが耳の中まで入ってきていた
NEXUS F4 105mm
YS120 YS30 TTL
ゆきのなかのかまくらみたいだ
NEXUS F4 105mm
YS120 YS30 TTL
午後になると雲がなくなりとても暑くなった。ピックアップは昨日と同じ13:20。今日は海況がいいので再びアリガーをリクエストした。ハナゴンベの幼魚やミヤケテグリを105mm+クローズアップで撮りたいと思った。今日はアンカーブイを利用した。エントリー直後、スミレヤッコを見た。60mmで追いかけたがなかなか撮れなかった。一番奥の根に進む。今回は根までかなりな距離を泳いだ。根ではわたしがミヤケテグリを撮っている間に森さんがハナゴンベの幼魚を撮るようにした。水深が24mくらいなので減圧停止がでないようにした。ミヤケテグリはほぼ同じところに3匹もおり、1匹が奥に隠れるともう一方というように撮ることができた。ハダカハオコゼは1匹だけで撮りにくいところにいた。クローズアップレンズをつけているので撮影倍率があがる反面、撮影距離がかなり限定されてしまう。ハナゴンベの幼魚ではハナゴンベが穴の奥に行ってしまうとピントをあわせられなくなるので撮影可能距離になるまで待たなければならない。奥の小さな根で森さんが何かを狙っていたので行ってみるとハナダイダマシという魚がハナダイの群れの中にいるようだ。よく見てもあまりわからなかった。チビハナダイもいたようだが、3秒で隠れてしまったようだ。浅場へ向かう。アンカーブイの近くの大きな2つの根のところのオーバーハングにオイランヨウジがいるようだったが時間が無かったため断念した。根の上で淡いピンクのサンゴにカンザシヤドカリがついていたのを撮ってエグジットした。
 
つづく

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