Road to KERAMA title
これは’98年10月にダイビングに行った慶良間諸島までの一部始終とその滞在記です
 
 
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〜台風11号よ、おまえはどこへ行く〜

▼10月23日
   よいよ前日となりました。気になるのがずっと南にいる台風11号。普通ならば10号のようにルソン島くらいから北へ方向転換して台湾、先島諸島、南西諸島と通っていくはずなのにいまだに西北西に進路を取っている。このまま西に抜けてゆくのか!? どうせくるならばさっさと来て欲しい。そのほうが台風一過のピーカンが期待できるから...。うろうろしていてずっとウネリが入りつづけるのはいやだなぁ。とりあえず、明日は島までいけそうだ...おやすみ...Zzzzzz。
 

▼10月24日

〜幕張−羽田−那覇−阿嘉〜
 、思ったら何時間もしないで目覚ましは非情にも午前3時に鳴り響いた。JALの早朝便に乗るためには津田沼始発午前4時27分の総武線に乗らなければならない。Shirano氏に家までPickupをお願いしているのでモーニングコール。Pickupに来た彼にはビール3缶というお駄賃を渡して、津田沼駅に午前4時に到着。気温14℃、冷たい雨が降っており、さ、寒い。しかも駅はまだシャッターは閉じられている。終電に乗り遅れた若者やサラリーマンたちと一緒にシャッターが開くのを待った。シャッターは始発の15分前になってようやく開いた。始発に乗り込む。秋葉原には午前5時ちょうどに着いた。京浜東北線はすぐに来たので乗り換えはスムーズだった。浜松町には5時11分到着。自動チェックイン機がモノレール駅の中にあり、JALのチケットレスサービスだったのでここでチェックインを済ませられた。モノレールは5時20分浜松町発で空港には5時43分ごろ到着。
・・・
 毎度のことだが撮影機材をすべて手荷物にしていくため、ゲートの手荷物チェックではバックのすみずみまでチェックされた。またセキュリティチェックのX線が強くなったという情報があったのでフィルムだけは係員に渡してX線を通さないようにした。早朝のため搭乗率が悪いと思われたJAL931便だったが、見まわす限り空席は見当たらなかった。土曜日ということもあるのかもしれない。予定よりも25分遅れで羽田を離陸した。
・・・
 那覇には9時15分に到着。泊港まではじめはバスを考えていたが、飛行機が予想以上に遅れたため午前10時のフェリーざまみに乗れなくなると困るのでタクシーにした。タクシーだと15分くらいで¥1150だった。那覇の天候は雨。気温は25℃くらい。ポロシャツでちょうどいいくらいだ。9時45分に無事、フェリーざまみに乗船。フェリーは片道で¥1860。10時05分に出航。ウネリのせいかフェリーは思った以上に揺れた。
・・・
 阿嘉島には予定通り11時半ごろ到着した。森さんの奥さんのひさこさんの送迎で民宿「デビュー」へ。↓のログにもあるが、前回来たときにはまだ建設中だった慶留間島への橋が完成していた。1年ぶりの阿嘉島だったがそれほど変わった様子はなかった。「デビュー」のヘルパーは2人になっていた。14時20分ごろピックアップに来るということなので、お昼ご飯を食べて早速撮影機材の準備をした。(以降はログ参照)
 



 
 
〜ダイビングログ#1 安慶名敷南〜
天候:雨 風:北東 4m
気温26度・水温28度 透明度23m
カンザシヤドカリその1 カンザシヤドカリその2 カンザシヤドカリその3
サンゴがきれい
NEXUS801 105mm
SB105x2 TTL
カンザシヤドカリはフォトジェニックだ
NEXUS801 105mm
SB105x2 TTL
穴の周りだけ淡いピンク
NEXUS801 105mm
SB105x2 TTL
1年ぶりのケラマ。6:30羽田発で9:00に那覇に着くため、午前中に阿嘉島に入ることができる。ひさこさんの送迎でデビューへ。慶留間への橋はもう完成していた。民宿へ着いて急いで潜る準備をする。今日はとりあえずハウジング1台のみで潜る。F4側のストロボの調子が悪かったので801のハウジングに105mmで行く。午後のダイブは14時15分にピックアップ。天候は雨ときどき曇りで北よりの風がやや強く吹いていた。台風11号のウネリか波がやや高い。今日は午前中に2本潜ったらしく、3本目ということで浅場の「安慶名敷南」を潜るようだ。エントリーすると白化したサンゴがあちこちにある。その中にカンザシヤドカリが住みついており、淡いサンゴの色とカンザシヤドカリがとてもいい感じだ。アンカーロープのそばのガレたところではツユベラの幼魚を見た。白化したサンゴについているカンザシヤドカリがあちこちにあるので今日はそれを中心に撮ってみる。森さんが3匹一緒にいるカンザシヤドカリを教えてくれた。全部にピントがあうように撮るのは難しい。途中でキイロイボウミウシやドクウツボ、コクテンフグなどを見た。とても小さなミズタマサンゴにはアカヒゲカクレエビが1匹だけついていた。水深は浅いところで2m、深くても10mしかなく風の影響か台風の影響かかなり激しくウネリが入っていた。ので、ハウジングではとても撮りずらかった。途中で森さんが白化したイソギンチャクのクマノミを教えてくれた。真っ白になったイソギンチャクにオレンジのクマノミがおり、とてもかわいいし、きれいだった。結局70分も潜ってしまった。
 
つづく

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