Road to KERAMA title
これは’98年10月にダイビングに行った慶良間諸島までの一部始終とその滞在記です
 
 
【-10/8】 【-10/19】 【-10/24】 【10/25】 【10/26】 【10/27】
 
 【10/28】 【10/29】 【10/30】 【10/31】 【11/1】 【11/2】
 
 
〜事前購入割引と特売りキップ〜

▼〜9月24日
 

マンタ
 よいよ秋本番である。今年は台風の数が少ないが、8月、9月と台風が直撃して伊豆を含めて太平洋沿岸も一気ににぎやかになってきた(伊豆以外は知らないがたぶんそうだろう)。本来ならばこれから伊豆にガンガン潜りに行かなければいけない季節だ。が、ここはあえて慶良間諸島へ行く。別に慶良間がベストシーズンでないとかシーズンオフとかという意味ではないので...(>関係各位)。
 というのも前回’97年の10月に行った慶良間が妙によかったのである。お客は少なく、ほぼ毎日マンツーマン。ダイビングの帰りがけには黒崎周辺をスキンダイブでマンタウォッチング。お気に入りのニシハマにも3回潜れて大満足だった。特にマンタは初めてだったし、ほぼ毎日みれたのがとてもよかった。だから次の年もまた10月あたりには行きたいと思っていた。
 カレンダーや月齢とにらめっこをして日程を考えていた。というか、日程はもうだいぶ前から決めていた。去年行ったのが10月の大潮をはさんだ1週間。で、その時はボートでの移動中にほぼ毎日マンタを見ることができた(黒崎周辺を通るときね)。ときには6匹ものマンタが目の前をぐるぐる回っていたときもあった。そういうわけで大潮でマンタ狙いで行くとすれば満月の週か新月の週がいいと思った。しかし満月の週は「体育の日」がからんでいるため、お客さんが多そう(=落ち着いて写真が撮りにくい?)。ならば新月の週にするか...。ここまではかなり前から決まっていたのだった。

 んな折も折、阿嘉島の「オケアノス」の森山さんから電話をもらう。「そろそろくるかと思ったから電話した」とのこと。絶妙なタイミングだ。早速、「大潮周りでまたマンタ狙いたいですね」とさぐりをいれたところ、今年は全然すがたを見せないとのこと。また、今年は台風があまり来ていないせいか海水温が上昇してサンゴの白化現象がおきているとのこと。一番ショックだったのはスポットクローズだ。「ニシハマ」、「安室東」、「アゲナシク」などがクローズ対象と聞いた。ニシハマのアザハタは毎年ポストカードにしていたのでそれが撮れないのはとても残念だ。さて、マンタが見られないのならば無理に大潮周りにする必要はないと判断。というのは潮の流れが速くなることによって潜れるスポットの選択肢が狭まる可能性があるからだ。ということで、急遽日程を練り直す必要があった。しかし、もう一ヶ月を切ろうとしておりそろそろ航空券の予約を考えなければならない時期だった。


▼9月25日
 
JAL ホームページ ぁぁん、もういいかげんにAirを取らないとということで、今日中に日程を決めてしまおう。小潮を挟む週というと...、10/11の週、10/25の週だ。10/11の週ではもう「前売り28」(JALの事前購入割引の名前:平日50%、金土日祝は35%引き)は終わっている。よし、25の週にしよう。
 早速、久しぶりにブックマークにしまってあるJALのホームページ(http://www.5971.jal.co.jp/)をクリックした。前回もここのチケットレスサービスを利用した。当日クレジットカードを持っていくだけで済むので便利に思っている。慶良間にいったのがちょうど1年くらい前だから、それ以来だ。さっそく出発予定日前後の予約状況を見てみる...。

 「うん、まだ席は空いてるぞ。しかし今日は25日。今日中に出発日として「前売り28」が買えるのは...10/23日以降しかないのか。今日中に予約しないと行ける日が限られてくるなぁ。おや、羽田発6:30の931便ってなんだ。こんな早朝便ができたのか...。おっ、これで行くとお昼前に慶良間入りできる...こ、これだぁ!」

 いつからかはわからないが、朝の6:30羽田発9:00那覇着JAL931便というのができていた。これならば午前10時のフェリーざまみに乗れて、お昼前に慶良間入り可能であった。つまりRACを使わなくても午後から1本潜れるということだ。いい時代になったなぁ。えぇぃ、このJAL931便&前売り28で予約してしまえ!
 

 

ゲゲッ、特売り安いじゃん
 かぁし、思いがけずより安くチケットが買えることが判明した。ふと表の中の「特売り」という文字を見つけた。「特売り」というのは、指定された期間に対象となる便に搭乗する際に割引運賃が適用されるとのこと。また、搭乗日の前日まで予約可能(席数に限りあり)なのだそうだ。「特売り」の文字をクリックすると運賃表がでてきた。どうやら期間や便によって運賃が違うようだ。それをみて驚いた。
 
 「931便は金土日祝の前売り28よりも安い...。まぁ、確かに朝の6:30の便なんて乗れる人限られるもんなぁ。幕張からだって始発じゃないと間に合わない。なぁーんだ、前売り28じゃなくてもいいんだ。」
 つまり特売りが売り切れそうになるまではまだ買わなくても大丈夫だということが判明した。行きの日に関してはもうすこしゆっくり考えられそうだ。

 「それじゃぁ帰りは、っと...11月2日がいいな。平日で次の日が休みだ。平日のほうが\15550と金土日祝の\20200よりも\5000近くも安い。11月2日は決まりだな。よしっ!」
 と、チケットレスサービスのボタンをクリックした。



 
〜ニコノス野郎卒業!?〜

▼10月8日

 いかげん2週間を切りそうになったので、行きの日を決めようと思う。候補は10/23、24、25あたり。23日だと1日多く休みを取らないといけない。予約状況はどうなってるか調べる...やっぱり...こんな早い便なんかみんな乗らないんだよなぁ...。もちろん候補日すべて特売りの欄は○であった。「24日でいいや」 あまり考えないようにしてチケットレスサービスで決済をすませた。

 

ヒョットコオコゼ(めずらしいのだ)
 だん(余談)ではあるが、ここのホームページの読者ならばご存知だがわたしはニコノス野郎である、いや、そうであった。これからは徐々に過去形にしていきたいと思う。いままで3年間計6回の慶良間すべてニコノスだけで済ませてきた。ということは、ハタタテハゼ(あー、撮ってみたい)やヤシャハゼなどはもちろん一度も撮ったことがない。そのくせ、ヒョットコオコゼというレアものをニコノスで撮ってしまったりしている(→写真参照)。ニコノスで撮った傑作(?)は数知れず、ただひとつ問題なのはフィルムの消費量。全日程で36枚撮り30本を消費するのでお金がかかって仕方ない。ということで、今回からはハウジングを前面にしていきたいと思っている(などと言いつつもしっかりニコノスは2台持っていくつもりだし、フィルムも40本持っていくつもりだが...^^)。
 
   
〜デカいぞ、アルミケース〜
 エツミ アルミ4x5おきなアルミケースをこのあいだ買った。大判カメラ用というだけにかなり大きい。ハウジング2台+ストロボを持っていくには必需品だ。これならば海外(あまり行かないが)でもこれだけで済みそうだ。あらかじめハウジングの寸法をはかり、グリップを外せば入ることを確認。が、おっ、重い...。ケースだけで6kgちかくあるから、全部入れるとどれくらいになるのだろう。国内ならば宅急便で出すことも可能だが、海外だと成田までかぁ、いや現地についてからも大変そうだ。でも、海外いかなそうだからいいか。
 ということで今日ハウジングを入れてみる。グリップをはずして105mmと60mmポートつけたままでちょうどぴったり納まった。ポートはもちろん気圧変化を考慮して緩めておく。ストロボはハウジングのすきまにYS30x2、上の段にYS120、SB105x2(後日SB105x2はカメラバックで持っていくことにした。工具類は機内持込できないのでアルミに入れたため)。そのほかにはフィッシュアイポート、シンクロコードを入れたらそれでいっぱいになった。思ったよりも入らなかったが、大きさはこれが限界だ。ニコノス関係は当日カメラバックで持っていこう。
   
〜すごいぞ!YS30〜
 
すごいぞ!YS30 さて、最近ニコノスの相棒のYS30だが、梱包する際に電池は抜いておこうと思って開けたら...ひぇー、電池室が浸水してました。このあいだ大瀬に行ったときにやってしまったようです。中はぐちゃぐちゃのドロドロ。外から見る限りでは内部へは水は入っていないようだ。もうだめだと思いながらもいそいで電池を抜いて綿棒やらティッシュやらでふきまくる。ある程度電池の接点のところがきれいになったところでおそるおそる電池を入れてみる。「チュィーーーン」(チャージの音)。おぉ、死んでいなかった!!!。TTLもきく。YS30はすごいぞ、電池室の浸水でも死なないとは...。最近のYSストロボはそうなのか? だったらSEA&SEAはすごいぞ!

 
 
 
 
つづく


次だよ
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