くつ(靴)

くつを描くということ

児童の描いた「くつ」の絵です。
くつは、6年間子どもたちの足を守り、学校に通わせてくれます。
子どものくつは、半年も保ちません。そして、洗っても洗っても、汚れます。
子どものくつは「子どもらしさ」の象徴です。
その「くつ」にちょっと感謝して、心を込めて描いた作品です。

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自画像 延岡城址 牛の絵 学校の木 靴の絵 田中正造共同制作 田中正造共同制作2 お寺の絵

版画1 版画2 版画3 版画4 牛の絵共同制作 愛鳥週間ポスター 図工ホーム
自画像2 靴の絵2 ホーム

よく使い込まれたくつですね。

ここまで使われると、くつも幸せです。

サッカーくつです。

運動ぐつとくらべるとずいぶんかたいのですが、雰囲気が出ていますか。

黒いくつを表現するするのは大変むずかしいです。

くつにやさしさやあたたかさを感じたことがありますか。

このくつには、あたたかさが感じられます。

きっと大好きなくつのひとつなのでしょうね。

くつは当然の事ながら、足が入ります。

足のはいる空間の空気を描けるかどうかが、

いいくつになるかどうかの別れめです。

くつのかかとが入っているのがよく表現されています。

もっと明るく鮮やかなくつなのですが、

うまくデジカメが働いてくれませんでした。

でも雰囲気は伝わってきますね。自分のくつに愛情を持っている子です。

卒業記念作品です。

よく働いてくれたくつです。女の子の作品です。

20時間以上じっくりと自分のくつとにらめっこしていました。

子どもは、どうしてこんなに優しい不思議な色をつくり出す

ことができるのでしょう。「もう一度描け」といわれても、

絶対描けないでしょう。

はじめて持った6年生、教師3年目に出会った作品です。

こんな作品にもう一度出会いたくて、20年指導してきましたが、

いまだにこの作品を越えられません。

この児童は、左利きでした。

左手で器用に色塗りをしていく姿に感動させられたものです。

くつに対する思いが伝わってきませんか。