• Ｃ３３ローレル
• Ｒ１１プレセア
• Ｃ３４ローレル

　Ｃ３３ローレルは、私が小さい頃、親父が同じ年式のツインカムターボに乗っていたこともあり、ずっと欲しいと思っていた車でした。
　Ｃ３３ローレルは、笑ったようなブレーキランプ、ＬＡＵＲＥＬ　ＮＩＳＳＡＮのプリントロゴ、完全に威張ったようなトランクキー部分と、当時６気筒の象徴だと言われていたマフラー左２本出しがお気に入りでした。
中でもやはりＲＢ２０ＤＥＴセラミックターボはメチャクチャかっこいいですね。とにかく高回転まで回るエンジンで、とても速かったのをよく覚えています。しかし、金銭面で止む無くＴＵＲＢＯは断念。実際買ったのはＮＡシングルカムのＭＥＤＡＬＩＳＴでした。
　やっぱりツインカムターボ欲しかったなあ。あのエンブレムには今でも憧れるなぁ。
　乗ってみると、ＲＢはシングルカムＮＡでもやっぱりいい音しますね。静かで心地よいサウンドでした。山道で引っ張ると、「フォーンフォーン」というマフラーから共鳴音のようなものが聞こえてきたのも渋いサウンドでした。意外に驚きだったのは、ＲＢはシングルカムＮＡでも高回転型エンジンだということです。最低でも３０００回転以上引っ張らないと、トルクが出てこない感じでした。
　思い出してみると、買って間もなく深夜高速道路を走行中に、サイドバイザーが外れて飛んで行きました。３年半程乗りましたが、最期は物損事故によるテールランプ破損、セルモーターが回らない、結婚のためにお金少しは貯めたいなどの理由で、排気量は犠牲にしてでもお金がかからない車にしようと考えました。
　左のリアテールが写っている写真は、神奈川にある某中古車店にて最期を向かえているところです。

　正直この車が好きだったわけでも乗りたかったわけでも何でもないのですが、Ｃ３３ローレルよりも１００００km程走行距離が少ない、１５００ＣＣでガソリン代をはじめ、維持費も安そうの理由で選びました。外見はまとまっており、「悪くないなあ。」という印象でした。Ｃ３３ローレルよりもさらにＡピラーがねており、かなり車内高が低かったです。また、プレセアはタイミングチェーンだったので、切れる心配がないため良いと思いました。ただ、チェーンも当初のものは伸びることがあったため、チェーンだからと交換せずにずっと乗っていると、エンジンに大きなダメージを与えることもあるそうです。
　安くで売っていたのが神奈川だったので、京都から夜通し高速とばして買いに行きました。しかし、そんな努力は実らず、エンジン音は今いちだし、エンジンは３５００回転は回さないとトルクが出ないといった高回転型で、走りとして褒められる所は正直見つけにくかったです。ただ、大きな故障は１つもなかった上、プレセアの時に結婚もし、子供もできと幸運をもたらしてくれる車だったのかも知れません。
　パワーウインドウが上手く閉まらない、ハンドルを切ると「カッカッカッカッ」と音がする、アイドリング時は「ガタガタガタガタ」っと振動が激しいなどの欠点がありました。３年以上乗りましたが、もう一度車検を通す気はないし、買い換えたいと前から思っていたのが正直な気持ちです。

　Ｃ３４ローレルが欲しかった訳ではないのですが、プレセアが嫌になり、ＲＢ６気筒に乗りたい、かと言ってあまりお金は出したくないとのことで行き着きました。私が今まで買った中で１番安かったです。
　Ｃ３３と比べると、見た目は今いち不格好ですが、室内空間は広くなっていたように思います。不思議だったのが、Ｃ３３とエンジンやギヤ比は基本的に同じはずなのですが、若干低回転域のトルクが厚くなっていたこと、前の車が左折することによる減速後の再加速がスムーズだったことでした。但し、３５００回転を超えてきた時の伸びは、Ｃ３３の方が良かった気がします。排気音はＣ３３が二本出し、Ｃ３４は一本出しだからかはわかりませんが、Ｃ３３の方がいかつくしぶい音だった気がします。サスやハンドリングは、Ｃ３３より若干柔らかめでした。一言で言いますと、Ｃ３３よりも乗りやすいよう改善されているのですが、走りが面白くないのです。
　問題点としては、マフラーを止めている金属の板があるらしいのですが、エンジン振動がその板に伝わり、嫌な振動音が聞こえてくることでした。また、トランクは鍵穴が壊れているのか、運転席からしか開けられなかったのですが、少し風が強い日なんかは、運転席のレバーでトランクをあけて、実際トランクを開けるまでに、風の勢いで閉まってしまうなんてこともよくあったので、こまったものでした。
　わずか１年しか乗らなかったのですが、インターネットを見ていると、私が１度は本当に乗ってみたかったあのＣ３２ローレルで、しかもＴＵＲＢＯ車がお手頃価格で。妻に頼み込んで何とか買い替えを許してもらいました。