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  •  あけましておめでとうございます。新年早々修理ネタです(^^!
     昨年末の大掃除の際、便所タンク横の止水栓から水がポタポタ垂れているのを見つけました。賃貸契約で、水回りは借家人が自前で修理みたいな事が書いてあり、自分で修理する事になります。。。






     面倒そうなので水道屋さんに頼もうと思いましたが、WEBで見積もると人件費と部品代込み込みで一万円位はします。部品さへあれば、自分で交換したほうが安く済みそうです。水道のパッキンは時々交換しますが、止水栓は初めてです。まず、止水栓について、カクダイのホームページを調べてみました。この部分は"D式止水栓のドライバー式"と分かりました。内部の構造図までついています。水が漏れてきているのは内部のコマと呼ばれる所がダメみたいです。

    注意!!実行する場合は自己責任でお願いします!!

     取り敢えず、水漏れを受けるため、バケツをつけようとしました。しかし、上手く固定出来ないので、ペットボトルとビニール紐を使って即席の水受けを作りました。水漏れをこれで受けます。






     水受けがあるので、スピンドル(水量調整ネジ)はそのままにします。まず水道の元栓を閉めます(重要!!これを忘れると大量の水をブチまける事になります)。水道の元栓の開閉は”横浜市水道局 パッキンの取り換え方”でググるとこの検索WORDがタイトルとなるページがみつかります。水道の元栓の開閉方法はこれが参考になります。

     水道を止めてから、一応、便所タンクの水を流してタンクを空にしておきます。それから取り付けナットを外します。ナットはレンチで緩めると手でも簡単に廻せるようになります。ナットを外した時に水が垂れてきますが、水受けにちょこっと溜まる程度の量でした。






     スピンドル(真ん中の棒みたいな物)を回そうとすると、なんと、マイナスドライバーでまわらないくらい溝が腐食で崩れていました。多分、築51年の部屋なので、きっと51年もの間、固定されていたのだと思います。しかも滅茶苦茶固いです。金属のヘラみたいなもので何とか廻しました。廻し続けるとやがてスピンドルが外れます。スピンドル自体が錆びだらけでした(^^!






     この部品を持って1/2(土)にケーヨーデイツに行ってみました。全く同じものが置いてありました!カクダイD式上部で598円でした。これで治れば御の字です。ちなみに水栓修理レンチセット(1280円)も合わせて購入しました。こちらの方が高かった。。結構な頻度でパッキン交換は発生するので必要経費ですね。






     古い部品と新しい部品を並べてみました。左側の茶色の部分がある方が古い部品です。写真撮影の角度の関係で古い方が太く見えますが、全く同じサイズです。古い方はコマの部分が茶色ですが、これ全部サビです。また、白い部分は水垢が積もった物のようです。






     止水栓の本体側の水道管の中も布で拭きとりました。サビと、水垢の塊みたいなものが結構取れました。この後は、これまでの取り外しと逆の手順で取り付けていきます。水栓修理レンチセットが活躍しました。ナットはスパナを使うより楽でした。下記が取り付けた後です。交換したナットがピカピカで、他の錆びている水道管との差が際立っています(^^!






     水道の元栓を開けます。スピンドルは回すと、勢いよく水が出てきてタンクに溜まっていきました。20年近く住んでいるのに、こんなに水が出る物とは知らなかったです。入居した時から結構錆びていて水量が制限されていたようです。まじか!?最初は真っ赤な水(51年分のサビ?)で次第に普通の透明の水に戻りました。スピンドルの回転も嘘のように軽く、水量の調整が簡単でした。24時間様子を見てみましたが水漏れは起きませんでした。無事修理完了しました!!修理を頼むと1万円位かかったであろう費用が、約600円(工具を合わせると約1900円ですが。。)で済みました(^^!。メデタシ。メデタシ。
    (2016/1/3 記)




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