「ちょうかい」が標的ミサイル追跡 「ミサイル防衛」用の改造工事を終えたイージス護衛艦「ちょうかい」は、迎撃ミサイルSM3の発射実験を行うため、ハワイに滞在しています。10月末、「ちょうかい」は標的ミサイルを追跡する演習を実施しました。日本での報道は一切ありません。 標的ミサイルはハワイ・カウアイ島のバーキング・サンズにある太平洋ミサイル評価施設から発射され、「ちょうかい」はレーダーによってミサイルを追跡、そのデータを戦術データリンクを介して周囲の他の艦船と陸上の指揮施設に送信しました。さらに「ちょうかい」はイージス戦闘システムを利用して迎撃ミサイルの発射シミュレーションを行ないました。 「ちょうかい」は11月17日の週に、標的ミサイルから分離された弾頭の迎撃テストを行なう予定です。迎撃テストは昨年12月の「こんごう」についで2番目となります。 「ちょうかい」の改造費用(SM3の取得を含む)は246億8697万円、発射テスト費用は61億5936万円。米海軍省を通じてロッキードマーティン社などと契約しています。 (2008年11月01日) 【関連記事】 |
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