☆ 良く噛める入れ歯の「歯」の形

 

あなたの入れ歯に、こんな不具合はありませんか?
「最近、葉物など繊維の物が噛めない。」「肉が噛めない。」
 
一般的な総入れ歯は3年程経つと、人工歯(白い歯の部分)がすり減って、上も下も平らになってきます。
平らな歯同士では、柔らかい物を多少つぶすことができても、ちょっと硬い物は噛めなくなってきます。 最近いらっしゃった70代の方も、以前は噛めたけど最近良く噛めないとおっしゃっていました。噛めなくなった入れ歯の人工歯はすり減って、山の部分も、谷の部分もなくなって平らになっていました。

天然歯も人工歯も、上下が互い違いに噛み合わさり、お互いが「杵」と「臼」の関係になっているのが理想です。
その形は写真左(緑○)のように凸凹しています。写真右(赤○)のようになると食べ物をナメスようなことしかできなくなり、結果的に葉物の繊維や、肉の繊維が切れなくなるのです。
総入れ歯はご存じの通り、歯ぐきの上に乗っているだけです。どんなに「良く噛める」入れ歯でも、噛む力は天然歯の15%しかありません。
歯ぐきの骨の高さがなかったり、噛む力が極端に少ない場合はこの数字がもっと小さくなり、たくあんなんて夢のまた夢…。

そんな方のために開発された特殊な形の人工歯があります。

上の奥歯が金属製(青○)
下の奥歯はプラスチック(黄○)ですり鉢のように設計されていて、小さい力で噛む事ができます。
これまでの入れ歯では噛めなかった物が噛めると喜ばれています。
見本を置いてありますので、興味がありましたら声をかけてください。