☆ 部分入れ歯(ブリッジ)の功と罪

 

ブリッジ(橋)を入れていたのに、片方の土台の歯がダメになって、 「次は入れ歯を入れなくてはいけないですね〜〜」 と言われたこと、ありますよね。
「入れ歯」と聞いて落胆したでしょうね。 でも、保険の入れ歯は、バネを掛ける歯にそれほど傷を付けずに、割合すぐに入れる事が出来ます。 場合によっては、無傷のまま入れる事が出来ます。

 

歯の形や角度が理想的で、ピッタリ作れた場合は、歯を痛めず、壊れたらすぐ作れて便利です。 反面 バネをかける歯の角度や、形に左右されるため、歯の形が小さかったり、低い形の場合は 外れやすくなってしまいます。
違和感があったり、外れやすいので面倒になり、そのうち、入れない事が多くなって、ずっと入れない事が当たり前になって・・・ ハッと思いだして入れてみたら、合わなくなっていて痛くて入らない。 「ま〜良いか〜〜 反対で噛めるし〜〜」 で、年経過。

 

知らないうちに(本人が気が付かないうちに)、歯並びも崩れ、かみ合わせも乱れ、気が付いたら、アゴの関節が痛かったり、肩が凝りだして、「年かな〜〜」 なんて内心思っているうちに、合わせ鏡の中の顔を見ていつの間にか片方に歪んでいる事にびっくりするのです。
小さい入れ歯は 罪作りです。