☆ ピ−リングで歯ぐきの歯周病菌をシャットアウト!

 

歯磨き中に歯グキから血が出る事ありませんか。
歯グキの治療とムシ歯の治療が終わってしばらくすると、徐々に以前の磨き癖に戻って磨き残しができ、そんな所から部分的に、出血が始まります。
「血が出るから、あまりこすっちゃいけないと思ってそっとしておいた。」
「痛いから、柔らかい歯ブラシに変えた。」
と多くの方がその個所に歯ブラシを当てることを避けがちで、ここからまた歯周病が再発していきます。
実は出血が始まった歯グキの粘膜表層には歯周病菌がもぐり込んで、血液をエサに増殖しているのです。そっとしておいても残念ながら良くなることはなく悪化するだけなのです。

 

あなたは「ピーリング」という言葉をご存知ですか。「皮をむく」とか「剥がす」という意味です。
肌の新陳代謝を人為的に早め新しい皮膚に変えることで、美肌を手に入れるという美容法ですが、代表的なものは剥がすタイプの顔用パックです。
お口の中の粘膜にもこの「ピーリング」は有効です。 歯磨きの時に歯グキを一緒に磨く事はこのピーリングに当たります。細菌が入り込んだ粘膜の角質をはぎ取ることで、新陳代謝が早まり、健康な歯グキを早く取り戻せます。
出血する所をブラシで重点的にこすると、一時的に傷が出来たりしますが、ちょっと我慢です! 軽ければ2〜3日で健康な歯グキに変わって出血や歯ブラシ時の痛みも無くなってきます。
もし、1週間以上経っても傷が良くならない場合は歯グキの中に歯石が付いている可能性がありますので、お電話くださいね。
健康なお口で、季節の味覚を楽しんでいただきたいです。