年金って複雑でわかりにくい！
だから余計に誤解されている！

年金が悪いのではなくて社会保険庁がずさんなだけなのだ。

受給がもうすぐの人も、ずっと先の人も、
もっと年金に関心をもって〜！！

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ひと頃の年金騒動は、近頃はやや沈静化？した感もあり、

お蔭であきれるほど救い難い社会保険庁の体質も明らかとなり、

同時にまたこの国の年金制度のもつ歪みや年金制度に対する不信は

いっそう増幅したようである。

ただ一連の年金がらみの不祥事に端を発した年金の問題は、

TVや新聞・週刊誌などマスメディアがこぞって特別番組や

特集記事を掲載or放映したことによって広く一般市民に、

「年金なんて」と関心の薄かった若い世代をも含めて

身近かなそして誰にでもやってくる老後の切実な問題として

意識させたことは、それはそれで大いなる意義があったのだと思う。

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実は、周囲でも意外に年金については無知、無関心な輩が多い。
当然と言えば当然で、かく言う私も50代の後半になってようやく、そこに迫ってきた
還暦＝定年＝年金受給という自分の問題として捉えることができたのだが、
やはり、年金＝老人＆老後というイメージは如何ともしがたいものだから
30代や40代、ましてや20代では関心がなくて当然であろう。

しかし無知、無関心は時として危険な、取り返しのつかない過ちへとつながるものであるから、
厄介なのだ。

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例えば、年金は遠からず破たんするなどと、まことしやかに言われて久しいが、
こうした向こう受けを狙った週刊誌などの見出しは、それこそが実に無責任だと思う。

それについての根拠や検証をここであえてしないが、わかりやすく言うなら
国家が消滅しないかぎり年金制度もなくなることはないと言っても過言ではないのだ。
悪い一面だけがクローズアップされるのは世の常なのだが、
どうせ破たんするのだから年金には入らないだの、年金保険料は払わないなどと言ってたら、
老後はそれこそ悲惨だ。

老後を遊び暮らせるだけの有り余る資産があるというのならまだしも、
現実には大多数の国民の老後はまずはその公的年金がベースであることは統計でも明らかであり、
現実には年金だけで暮らしている高齢者世帯も少なくはないのだ。

そして実はこれほどお得な？保険は民間にはまず見当たらない。

年金を管轄する厚生労働省や社会保険庁の役人たちの評判が悪いからといって、
年金制度そのものが悪いわけでは決してない。

日本の年金はそれはそれでしっかりした制度であり、老後の暮らしの大きな支えであることは
今も将来も変わることはない。

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