年寄りの戯言かもしれないが、「昔は良かった」

確かに世の中、
今の時代、何かがおかしくなっているね。

はじめにお断りしておくが私はヤクザでも右翼でもないし、
過激派でもない。
ごく普通のそして平凡な一市民である。
その私が最近思うことをそのままここに書き記す。

まず、殺人事件が多すぎる。
あまりにもたやすく人が人をあやめる。
それも理由の理不尽なことばかり。
あげく逮捕され、長い時間と国家の予算（税金）を使って裁判し、国選弁護士はたいがい
常套手段のように心神喪失だのといい、
これまた無駄な費用を費やして精神鑑定をする・・・

しかも、である。

人を一人殺してもまず死刑になることなど稀で、二人、三人と複数でなければ、
なかなか死刑判決とはいかない。ここに素直な疑問がある。
人の命は地球より重いと教えられたし、それぞれ人の命は二つとはない、
かけがえのないものだから尊いものなのだと。
そんな大切な命を理由なく、あるいは理不尽に一方的に奪ったヤツを、
何故に死刑にしないのか？

民主主義国家において、法に従い審議を尽くすのは結構なこととは思うが、
こと殺人については、眼には眼を！
一人であっても人を殺せばまず原則死刑！とならないものか！
人を殺しておいて、深く反省しているだの矯正の余地があるなどとは滑稽である。

昔は仇討があったし、正当化されていたが、
罪が罪を呼ぶ恨みの連鎖は良くないことであるが、
それでも一方で大切な身内の命を奪われた遺族の気持ち、無念さをどう考えるのか・・・。

さて、話が突然に飛ぶが、中国が死刑囚の臓器を（移植用に）売っていたという
ニュースを新聞等でみたことがあるが、私は以前からそのような考えを実は持っていた。

死をもって罪を償うのはそれはそれで良しとして、それだけではもったいない？

つまり どうせ死ぬのなら、使える臓器・・
角膜、心臓、腎臓、すべてを移植を待っている方に
無償で差し上げるわけにはいかないのか？
それがせめてもの、ほんとうの意味で、罪滅ぼしになるのではなかろうか？と思うのである。

この考えをさらに発展させた案を もう一つ。
死刑囚を含めて刑が確定して服役中の者から、
定期的に（その健康状態も考慮しながら？）血液を採取して
日赤に寄付（献血）するという案は、どうだろうか？
強制することに難があるなら自主的というか、

例えば１回の採血で何日間か（数十日〜 １か月？）の刑期を短縮するという措置である。
血液不足は慢性的で、質の悪い売血などに頼らざるを得ない現状、
さらには外国から輸入した血液製剤によるエイズ過は記憶に新しいし、
安全な血液の安定確保という見地から、こんな案はいかがなものか？

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