しろうとが使ったパソコン - FMV-DESKPOWER SE
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FMV-DESK POWER SE(FMV5120D5) PC/AT入門機


1996年・春。丸1年続く事になる人生の低迷期に入っていた私は、そりゃもーストレスが溜まっていた。そんな中、パソコンの方に目を向ければ、予想以上の早さでWindows95への移行が進み、Windows95専用やPentium推奨タイトルが続々と出るようになっていた。

TOWNSの項でも触れたようにようやくWindows3.1を導入していた私は「この拡張…失敗?」という疑問を抱き、そしてPC/AT互換機の購入意欲が日々大きくなっていくのを感じるのだった。


そんなある日、仕事でストレス最高潮に達した私。仕事を早々に切り上げ秋葉へ直行。FMVの相場を探る。この時既に「買うならFMV」と決めていたのだが、それは「売れてるから、何かトラブルがあっても聞く相手には困らず安心だろう」という理由からだ。

そして購入するマシンもDESKPOWER Sと決めていた。これはその時の最新の1つ前の型で、Pentium100MHzを搭載している。その当時はDESKPOWERでやる事といえば、パソコン通信くらいしか考えていなかったためそれほどマシンパワーを必要とせず、その分安く上げたかったためだ(TOWNSの拡張に金使ったからよう(^^;)


だが、Sは無い! 人気機種なダケあって、全然市場に残ってなかったのだ。あるのといえば、最新のSE(Pentium120MHz)。仕方なくこれを買うことにしたのだが、あまり値引きが良くない。安いところ安いところと探しているところ、意外なところから情報が入った。

それは会社の後輩からで、地元の近所のパソコンショップで安く売っているとの事。彼もそれを買う予定といっているので、どれどれ〜と見に行ってみると確かに安い。速攻でその場で購入した。


それから1年以上に渡り活躍してくれたDESKPOWERも、遂に1997年8月にその役目を終えた。彼の変貌ぶりについては、こちらを参照していただきたい。
 
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