札幌ボルトリペア

車体




ハイエース 燃料タンク固定バンドのボルト折れです。
ドリルが折れこんでおり、周囲にも焙った痕があります


修理途中と、修理後の状態です





トヨタ86 シートレールのボルトの頭が舐めてしまい、穴をあけてエキストラクターで外そうとして
エキストラクターが折れこんだものだそうです。


車体側に加工せずボルトのみ除去しました。




ハイエース、タイダウンフックのボルト折れです。
この部分はボルトが外まで貫通しているので雨水などが染みて錆びていますね。


修理後の状態です。




ハイラックスのテールゲートヒンジのボルトの頭が舐めてが外れないというご依頼です

すでについているキズは消せませんが、当方の作業では傷をつけずになめたネジ、ボルトを外せます





パワーゲートの作動油タンクのドレン、ネジ穴が舐めたものの修理です
ネジ穴が3山くらいしかないのでネジ山がすぐ舐めてしまいますね
M21、ピッチ1.75と言うエンジンのオイルパンでは見たことがないネジ規格です


様々な修理に即応できるように部品を携行していますが、
持っていた建機用のM22ピッチ1.5のドレンを使えるように
ネジ穴を切りなおしました。Oリング密閉から、銅ガスケット密閉に変えた事で
また次にネジ穴が舐めても修理可能になります





ランドクルーザー プラド 牽引フックボルトの折れ修理です
車体左後ろ側ですね。



やはりもう一本のボルトも折れました、錆で固着しています。
ネジ穴の周りのさびや泥をかき出して
ボルトの中心が分かるようにしておきます



この状態の折れたボルトは穴を開けて取り除くしかありません。
ボルトがM12と太いのと奥行き20ミリあり、
車の下にもぐって上向き作業になるので結構大変です
右画像 ボルトは取り除きましたが錆が回っていて手前側のネジ山が傷んでいます。



左画像インサートコイル用のネジ穴を作ったところです
右画像インサートコイルが入りました。これで純正サイズのボルトが使えます



修理完成です





日産 セレナ クロスメンバーのブッシュ交換の際にボルトネジ穴の磨滅が見つかったものです
ネジ穴をインサートコイルにて修復しています。
セレナ クロスメンバー


同じく日産セレナ メンバーボルト固着からのボルト折れですね。
このような場合、車種によっては裏側のナットがシャシーに溶接されている方式のものがあり、
叩いたりあぶったりするとそのナットがはがれてしまうことがあります。裏側がどうなっているのかわからないときは慎重に。
この場合は車体側のネジ穴を生かして折れた固着ボルトのみ切削除去しています




スズキ アルト ラパン ロアアームの取付ボルトの頭が折れたものの修理です。
ご依頼者様のほうでここまで作業されていましたので、ここからの作業スタートです。


ロアアームの固着、ボルトの固着は割と多い事例ですね。
かなり強く固着していることがありコツがわからないと修理は難しいです


車体側のネジ穴を傷めずに固着したロアアーム、ボルトのみ除去しています。





BMW MINI  リアサスペンション、ダンパー下側のボルトが緩まないという事例です
ダンパーのブッシュ内筒とボルトが固着してるのかあるいはネジ部の固着ですね


まずボルトを折ってしまいます。これでダンパーが外せるとともに、固着部分がどこかわかります
14ミリのボルトが折れるほどですからネジ部の固着は間違いないですね、


両側から折れ残ったボルトを掘り出していきます。ボルトが硬く、粘りがあって時間がかかります


修理後の状態です。
ネジ穴側にかじり、傷みがありましたのでインサートコイルにて修復しています。
コイルの長さは各種揃えていますのでネジ穴深さとぴったり合わせられます






トヨタ アルファード リアサスペンション取付ボルトのネジ穴がなめたものの修理です
ナックル側のネジ穴、ネジ山が無くなってほぼツルツルの状態です。


使われていたボルトです、ネジ山の間に樹脂、パテの様なものが詰まっています。これも修正、掃除しておきます
右画像 新たにネジ穴を作ります。


当方では修理の際、治具を用いてネジ穴を作っています、正確できれいな加工ができます
右画像 インサートコイルが入って修理完了です。ボルトも元のまま使えます。





トヨタbBのロアアームのボルト折れ修理です。かなり固着が強いようで、折れ残った部分を回そうとしても
削れてしまうばかりです。


折れ残ったボルトを切削除去します。メンバー側のネジ穴を傷つけないようにボルトだけを削っていきます


ネジ穴を傷つけずにボルトが除去できました








ハイエース ナックルのネジ山がやせて舐めたものです。車載状態のまま修理できます





トヨタ ヴァンガード サスペンションのブラケット取付ボルトのネジ穴がなめたものの修理です
右画像、上側のネジ穴、ネジ山が剥がれて無くなっていますね。


修復後の状態です。修理部位が車上のままで修理可能です






ランクルのリアダンパー、下側のボルトが折れこんだ事例です


折れたボルトの周りの肉が薄いのでできればインサートコイルを使わずに折れたボルトだけ
除去したいところです。

車体側のネジ穴を傷つけずに折れたボルトだけを取り除きました。






ジムニーのリアサスペンション、ダンパー下側のボルト折れ修理です。
ご依頼者様の方で穴をあけて逆タップを試したが抜けなかったとの事でした


偏芯している穴を修正しながら拡大していきます。車体側ネジ穴に傷みがあり、
肉厚も十分なのでインサートコイルにて修理しています


こちらもジムニーのダンパー下側ボルト折れ込みです。










これはホンダのアコードワゴンだったかと思いますが、ロアアームブッシュとボルトが固着したものの修理です
炙った跡がありますね、ブッシュの内筒と、ボルトが錆でがっちり固着しているので難しいでしょうね
ロアアームブッシュの固着はメンバー側、ボルトネジ穴を傷めずに外せます






スズキ スイフトスポーツの牽引フックが外れなくなったというご依頼です。
錆で固着していたようですね、安価な輸入品の車用パーツの中にはネジ山の精度があまりよくないものもあります
車体側のフックのネジ穴も錆びていることが多いため固着しやすいようです。
新品を取り付けの時には、フック側のネジ山をダイスでさらい、車体側のネジ穴もタップでさらっておくといいでしょう。




こちらも牽引フックのネジ穴、これはハイエースですね。普段使わないところですから、やはり錆がまわっています。
錆を除去して、純正、社外どちらのフックも抵抗なく取り付けられるようになりました。






マックガードのナンバープレート用のロックボルトも外せます。


ナンバープレート、封印部分の外せないボルト、ボルト折れ修理できます