Road to KERAMA title
これは’99年10月にダイビングに行った慶良間諸島の滞在記です
 
 
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▼10月21日
 
〜ダイビングログ#8 嘉比海底砂漠〜
天候:晴れ 風:東 3m 
気温28度・水温27度 透明度25m
ヤシャハゼのみ ヤシャハゼとエビその1 ヤシャハゼとエビその2
とりあえず証拠写真
NEXUS F4 105mm
SB105x2TTL
エビが出るまで待つ
NEXUS F4 105mm
SB105x2TTL
エビがもっと出るまで待つ
NEXUS F4 105mm
SB105x2TTL
昨夜は24時半過ぎに就寝。朝は7時すこし前に起きて天気予報を見た。天気もいいし、風も弱いと予報している。朝方はうす雲が覆っており、日差しはなかった。今日はヤシャハゼのいる嘉比の海底砂漠の予定だが潮が流れていた場合は嘉比ブツに変更するという条件で嘉比に行ってみる。風は北東よりも東よりから吹いてきている。潮止まりの2時間前ということで流れていると予想したが意外にも流れていなかったようだ。アンカーを降ろしたところからすぐに15mくらいまで落ち込んでおり、そこからはサンゴのかけらがまざったガレ場が広がっている。森さんから早速ヤノダテハゼと1匹だけのヤシャハゼを2ヶ所、ペアのヤシャハゼを1ヶ所教えてもらい撮影を開始する。遠くからは余裕で撮れるのであとはどれだけ近づけるかが問題だ。等倍まではいかないもののかなり近くまでいくことができた。しかし、やはり近づくとなかなかホバリングはしてくれない。引っ込んでしまってもあちこちで見つかるために次から次へと撮影できる。しばらく見ているとホバリングしようとするヤシャハゼをエビが引っ張るようしているところも見られた。105mmのほうが終ったので60mmでもチャレンジしようと戻ったところ、森さんがオニハゼがいるとのことで60mmでも撮れるか聞いたら無理そうだったのでとりあえず見に行ってみた。オニハゼは背びれが特徴的だ。次第に日差しが出てきて水中はとても明るかった。どれだけ寄れるか試してみたら結構寄れた。しかし、カメラを持っているとまた違うのだろう。60mmを持って再びヤシャハゼを狙う。105mmに比べるとかなり近づかなければならないので条件は悪いがある程度までは寄って撮ることができた。NDTが3分くらいになったので引き上げる。浅場ではアカハチハゼのペアをみた。エグジットして見ると雲はほとんどなくなり、今までで一番いいコンディションだ。
 


 
〜ダイビングログ#9 アリガー〜
天候:晴れ 風:北東 3m 
気温27度・水温27度 透明度20m
アカスジモエビ タツウミヤッコ幼魚 クマノミ幼魚
正吉丸の船長ですね
NEXUS F4 60mm
SB105TTL
飛行機の翼みたいなのがたくさんでした
NEXUS F4 60mm
SB105TTL
今年は白化したイソギンチャクは珍しい
NEXUS F4 105mm
SB105x2TTL
ピックアップはいつもどおり13:40。日差しは強いが空気が乾いているためかムシムシする感じはない。1本目のエグジット時に比べると雲はまばらにあるがほぼ快晴の天気だ。潮の流れがやや気になるものの次のポイントはアリガーにしてみた。今回のアンカリングはブイを使った。アリガーの地形は昔に潜ったイメージが強く、エントリー場所が変わるとまったく違うポイントのように思えてしまう。いくつかの根を越えると砂地が広がる。5,60mほど進むと背の低い根が見えてくる。去年はここでハナゴンベの幼魚やミヤケテグリなどを撮った。ユカタハタがまったく逃げないので60mmで撮っているとポートの直前まで来て威嚇していた。自分の姿がポートに写っていたのだろうか。森さんの呼ぶ音がするが、みまわしても見つからない。根の向こう側にいて、行ってみたらタツウミヤッコがいるとのこと。見てみると体長10cmくらいで黄色っぽいやつがいた。海藻の擬態なのか体の節々に皮弁がついている。珍しいとのことでバシバシ撮ってしまった。森さんも1カットだけ105mmで撮った。タツウミヤッコを撮っている間、森さんはアカスジモエビに顔を近づけてエビにひげをクリーニングさせていた。森さんの顔にエビが乗っているところを60mmで撮った。後で自分もやってみたが結構チクチクしてお世辞にも気持ちいいとは言えなかった。減圧停止のサインが出てしまったのでボートのほうへ戻る。エントリーする前に言っていた白化したイソギンチャクにクマノミが付いているポイントへ行ってみた。その根の上には20cmくらいのコブシメか2匹いた。イソギンチャクにはクマノミの幼魚がついていた。ここに最後までいて、そのまま浮上して森さんに船を回してもらってエグジットした。
 

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