Road to KERAMA title
これは’99年10月にダイビングに行った慶良間諸島の滞在記です
 
 
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〜台風の季節〜

▼〜9月22日
 

台風18号
 年もやってきたこの季節。毎年恒例のケラマ遠征。今回の日程は10月17〜26日の予定。毎年気になるマンタはオケアノスの森山さんにメールしたところ大潮になるとほぼ100%見られるとのことなので小潮から大潮にかけての日程としてみた。

今日(1999年9月22日)現在、台風18号が沖縄を直撃している。ケラマ諸島のほぼ真上を通過中のようだ。明日から秋分の日を含めて沖縄の日程を組んでいる人も多いだろう。明日(23日)か明後日(24日)くらいには台風一過の晴天に恵まれそうだ。昨年の今ごろを襲った台風が10号だったことを考えると、今年は平年並の台風の数だったといえるだろう。しかし、関東の南から直撃した台風はなかったため、伊豆半島は9月も終ろうとしているのにいまだに透明度があまりよくなかったり、水温が一定していなかったりと、黒潮の恩恵を受けていないような海況だ。
 
 

▼〜10月8日
 


〜今シーズンを振り返って〜

 


 今シーズンを振り返って見ると2月に行ったハワイの2本を除いてすべてが大瀬崎でのダイビングだった。最低でも月に1回は潜ったのでほぼフルシーズン潜ったことになる。冬は13度にもなる大瀬崎だが、水のよさと人の少なさ、豊富な生物のおかげで1年を通して潜ることができた。昨年のケラマ遠征中、大瀬崎はニシキフウライをはじめツバメウオ、ネジリンボウなどシーズン最高の被写体に恵まれ、ケラマから帰ってすぐに大瀬に潜りに行った記憶がある。12月に入ると大きいイロイザリが湾内の深場に出現して1ヶ月ほど楽しませてくれたし、先端ではペリクリメネス コールマニやクダゴンベなど寒い冬を吹き飛ばすかのような熱い被写体にめぐりあえた。また、今年の6月は異常なまでにマンボウが目撃され、貴重なクリーニングシーンのビデオ撮影にJ氏が成功したし、わたしも激写する機会に恵まれた。そんなこんなで再びこの季節となった。今年も大瀬崎にはニシキフウライなどの「流れ者」がやってきているようだ...。
 
 

台風20号
〜台風18号のその後〜

 台風18号は九州を横切り日本海、北海道を駆け抜け、各地で高潮による浸水ややリンゴの被害などがあったようだ。特にケラマ諸島は真上を通過して行ったので尋常ではない風雨だったに違いない。ところが台風一過もつかの間、新しい台風が台湾に接近しつつあるようだ。今日(1999年10月8日)現在、台風20号となって台湾に接近中である。今年、台湾は大地震があったばかりなので台風の影響がないことを祈りたい。幸い、予報によると次第に勢力は弱くなり弱い熱帯低気圧になるとのことだそうだ。
 
 





〜伊豆のベストシーズン〜

 


いつも大瀬崎で潜っている「はごろもマリンサービス」からメールをもらった。南の魚たちもぼちぼち見られるようなり、水温も安定して、いよいよ大瀬崎もベストシーズンを迎えたようだ。毎年この時期になると水温は一定になり、透明度も上がり、南の魚達でとてもにぎわうシーズンになる。今年は特にケラマ遠征直前にニシキフウライのペアがしかも卵持ちというおまけつきで出現したので、無理して行ってしまった。
 
 

〜今年の撮影機材達〜

 


今回ケラマで活躍するであろう撮影機材たちを紹介します。
 

・F4PRO+WidePort+SB105x2

 前回フィッシュアイを持っていったがあまりにも使用頻度が低かったので、その反省も含めワイドポートを購入。最短撮影距離20cmのAiS28mm/F2.8とでワイドマクロを狙ってみたい。

・F4PRO+60mmMacroPort+SB105

 前回、マクロは大活躍したのでもちろん今回も期待。60mmと105mm。105mmはポートエクステンションを使う。

・ニコノスV+UW15mm

 前回、スキンでマンタを撮影する機会に恵まれずあまり活躍しなかったニコノスだが、今回レンズも15mmにしたことだし、なんとかマンタ撮影に活躍したい。
 


今年も前回同様、見たい&撮りたい被写体をあげてみる。
 

ケラマ魚リクエスト

 □ホタテツノハゼ
 □ヤシャハゼ
 □クダゴンベ
 □アケボノハゼ
 □オドリハゼ
 □ハナヒゲウツボ
 □マンタ
 □モンハナシャコ
 □ウミウシカクレエビ
 □トウアカクマノミ
 

ちなみに森さんからのメールによるとモンツキカエルウオもいるそうだ。チャンスがあればぜひ狙ってみたい。
 


次だよ