Road to KERAMA title
これは’99年10月にダイビングに行った慶良間諸島の滞在記です
 
 
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〜ここのとこ台風多いなぁ〜

▼10月16日
   
 よいよ前日。ダイビング器材と撮影機材は11日に宅急便で出して、14日に着いているはずだ。今日は親を成田に迎えに行って、全然行けてなかった床屋に行き、早めに家に帰った。きのう森さんからメールがきたがどうも天気がよくないらしい。天気というよりも問題は風だ。今日あたりから大陸の高気圧が張り出してきて、その縁にできている秋雨前線が沖縄が位置するため北よりの風が強く、天気もよくないようだ。しかし、そのおかげではるか南にある台風21号が北上できずに西に向かっている。去年も出発前に台風11号がはるか南にいたが影響はなかった。今回もそうでありたい。しかし、ここのところ立て続けに台風ができてるなぁ。まぁ、明日行く分には影響ないから、午前3時起きなので早めに寝よう...。
 

▼10月17日
 


〜幕張から阿嘉まで〜

 


 ぁぁぁ、午前3時、目覚ましがなってなんとか起きた。去年と同様、早朝の那覇行きの便なので津田沼始発の電車に乗らなければならない。去年は30分前に着いてしまいシャッターが開くまで寒い思いをしたので、今回はぎりぎりにShirano氏にピックアップをお願いした。4時10分頃、ピックアップ。ちょっと手間取り、発車1分前になんとか電車に飛び乗った。関東の天気は今週末あたりから大陸の高気圧が張り出してきて天気がいいぶん、より涼しくなってきた。半袖では寒すぎるのでフリースジャケットをはおったが、現地の気温を考慮して中はポロシャツにした。

 去年の遠征の直後の98年11月にようやく京急が羽田空港まで開通した。品川駅から羽田空港まで空港専用の特急で15分。モノレールよりも深い地下2階に到着するが品川駅ならば総武快速など他の線への乗り換えも便利そうだ。ただ、駅到着の時間はモノレールで行くのとほとんど変わらなかった。

 今年起きたハイジャック事件で羽田空港のセキュリティが厳しくなっているという話しを聞いていたので、手荷物検査に時間がかかると覚悟していたものの、あっけなくなんのチェックもされなかった。去年は開けられるところはすべて開けて見せたのでかなり時間がかかった記憶がある。無事時間前に搭乗でき、JAL931便は6:45に離陸して、9:05に着陸。

 飛行機から降りるといつもと違う雰囲気だ。ターミナルが新しくなっていた。早朝便ということもあり、空港利用者が少ないためかなりガラーんとした感じで、しかも到着口までがかなり歩く。途中で係員のひとにいつできたのか聞いたところ、今年の5月に完成したとのこと。新しいターミナルを作っていたなんてまったく知らなかった...。

 荷物はすべて手荷物だったのですぐに空港を出ることができた。風はかなり強めに吹いている。近距離のタクシーでとまりんまで行く。道は結構空いており、10分くらいでとまりんに着いた。¥1100也。とまりんでフェリーの切符を買おうとしたら、窓口の近くに倉橋くんの「せらぴ」の看板が置いてあった。かんばってるなぁ...。フェリーの切符を往復で購入しようとしたら帰りの日は座間味への片道だけの日だそうで往復では買えなかった。帰りの日はクイーンざまみで帰るしかない。とりあえず行きの切符だけを買った。¥1860也。9時36分に乗船。10時すぎに出港し、途中すごい揺れた。風の影響でかなり波が高いようだ。後で知ったがこの日は風が強く、高速船のクイーンざまみは2便とも欠航したらしい。どうりでフェリーの中が混んでたはずだ...。阿嘉島へは11時40分頃到着。外は小雨が降っていた。港には森さんと倉橋くんが迎えに来てくれた。倉橋くんの運転でデビューへ。当たり前だがデビューのヘルパーは違う人だった。武ちゃんに「真っ白だな」と言われたが「あんたたちが黒すぎるんだよ」と言い返した。倉橋くんも武ちゃんも帰りのフェリーで東京に行ってしまうようだ。

 お昼を食べて、13時40分のピックアップに備えて機材の準備をする...。(以降はログ参照)
 



 
〜ダイビングログ#1 前浜〜
天候:小雨 風:北東 6m
気温25度・水温26度 透明度18m
アカメハゼ タテジマヘビギンポ ツマジロオコゼ
60mmAFじゃ、だめですね
もちろんこれはトリミング
NEXUSF4 60mm
SB105 TTL
リハビリがてらに...
NEXUS 60mm
SB105 TTL
じっとされると木の葉と間違える
NEXUSF4 60mm
SB105 TTL
沖縄初日。午前3時に起床して津田沼始発で6時半発のJAL931便で9時過ぎに那覇に到着。那覇に着くと風がとても強かった。10時発のフェリーざまみに乗り込み、12時前に阿嘉島に到着した。風が強くとてもすずしく感じるがまだ半袖で十分だ。迎えは森さんと倉橋くんがきた。宿の「デビュー」で武ちゃんと再会。しかし、帰りのフェリーで那覇に行ってしまうようだ。ヘルパーさんは当たり前だが前回と違う人だった。13:40のピックアップまでに器材をそろえる。午後のポイントは風が強いためか港に近い前浜だった。昔、ホワイトソックスがいたところだ。エントリーすると水中はとても暗く、水もややにごっていた。近くの浅い根に降り立ち、カメラの水没チェックを行う。ハウジングは大丈夫だったがなんと露出計が水没してしまっていた。沖のほうへ進む。一番沖の根のところでアカメハゼを見た。10匹くらいで群れていたがみんな泳いでおり、サンゴに止まっているやつはほとんどいない。なんとか止まったやつを撮ろうとしたが、マクロは60mmでAFにしてしまっており、ピントを合わせるのが大変で2枚くらいしか撮れなかった。その奥の砂地では体長2,3cmくらいのタツノハトコが藻のようなものを身にまとって、ゴミのように漂っていた。しかし、これも小さすぎてAFではとりずらかった。その奥には体長が4?5cmくらいのタツノハトコのペアがいたが、なかなかペアそろってくれなく、2匹同時には撮れなかった。ホワイトソックスのいた根ではヘビギンポを一生懸命撮ってしまった。まわりにはスカシテンジクダイが群れていたがみんな小さくワイドの絵にならなかったので撮らなかった。沖の砂地で森さんが呼んでいるので行って見るとツマジロオコゼとスレートに書かれてあった。そこへ行って見ると木片の横に4cmくらいの黒いツマジロオコゼがいた。ハダカハオコゼのように左右に体をゆらしながら擬態している。こいつをいろいろな角度で撮ってみた。残圧が30を切ってからダイビングコンピュータが残圧警告でピーピーうるさかった。全体的に魚が少ない印象だった。
 

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