ホーム はじめに 自己紹介 更新案内
こんなことはありませんか? 自閉症ってなんだろう? 自閉症の診断基準 その他
自閉症の人とのつきあい方 知的障害ってなんだろう? 知的障害の診断基準 療育手帳について
知的障害のある人とのつきあい方 おさるの部屋 ADHD・LD関連の本 自閉症・知的障害関連の本
その他いろいろの本 わんこの部屋 フォトギャラリー わがやのお庭 参考のために・・・






おさるのお部屋
おさるに関することを、綴っています。


| Back | Index | Next |

5   第10回目の言語訓練
更新日時:
H19年4月24日(火)
少々飛んで、10回目の言語訓練。
5〜9回目の記録を見ていると、大体同じような内容なので、省略して年中最後となる第10回目の訓練の様子を書いてみます。
 
 受付で、「自分の名前を言うんだよ」と行っておいたところ、何度目かで、「おさるです。」と言えました。
前のお友達が終わるのを、廊下でじっと待つのは難しかったのですが、ドアを開けることはしませんでした。
 その頃はまっていた曲「パンダ・ウサギ・コアラ」。訓練士の先生の顔を見るなり、「パンダ・ウサギ・コアラする」と言いながら、」部屋の中に入っていきました。  カセットデッキにテープを入れるのはやるのですが、スイッチを押すのは、まず先生の手を持って押す。
先生から自分でするように言われると、テープの角で押していました。 そのうち慣れてくると、指で押せるようになり、きちんと操作できていました。
 
 次に大豆を使って遊びました。
初めは料理のマネ、次に容器の移し替えをしました。
最初のうちは、先生が集めたマメをだまって取っていたのが、「これ、先生のだよ」と言われると、「いい?」「いい?」とか、「入れる?」「入れる?」と2回繰り返して聞き、確認している様子でした。 聞いてオッケーをもらうと、やってもいいと理解できたのでしょう。 その後は、「いい?」「入れる?」と1回だけの問いかけに変わったそうです。
 途中で「アンパンマンマーチ」が流れると、アンパンマンのパチンコを持ってきました。 先生はこれで遊ぶのかな?と思ったそうですが、おさるは同じメロディーかどうか、聞き比べていました。
 
 最後に食べ物カード(主に料理や野菜の写真、裏に字が書いてある絵カード)を使いました。 
うどん、やきそばとか好きなメニューは、きちんと答えていましたので、家でも裏を見せてひらがなに慣れていくようにすすめられました。 
これ以外に、笛やラッパを長く吹き続ける練習を教えて貰いました。 長く音を出すことは、息を出し続けることを練習することにより、単語だけの会話から、文章になった会話になる可能性もあるそうです。