息子に何か障害があるんじゃないか?と、思い始めたのは、いわゆる公園デビューをした頃からでした。
一カ所でじっくり遊ぶことなど滅多になく、そのあとを追いかけ回していた私は、ほかのお母さんたちが、のんびり立ち話をしているのを、うらやましく見ておりました。
まだその頃は、インターネットが普及していなかったので、子ども向けの病気が書かれた本の、多動性症候群や自閉症という項目を、繰り返し見ていましたが、「子どもって、こんなもんじゃないの?」「男の子は言葉が遅いって言うから。」と、周りから言われたこともあり、
自分でも、そう思おうとしていました。
でも、幼稚園入園を控え、息子の言葉が遅いことを気にしていた私に、幼稚園から、「言葉の訓練をするところがありますよ。」と紹介され、いそいそと出かけていった療育園で、「注意欠陥多動性症候群」と告げられました。
初めのうちは、メソメソしていましたが、これではいけない!と思い、本を読みあさりました。 でも、「こんなことで悩んでいるのは、私だけじゃないの?」という孤立感がありました。
ちょうど、インターネットが身近になってきた時期だったこともあり、飛びつきました。
ネットに接続し、検索すると、たくさんのHPがありました。 悩んでいるのは、私一人でないんだ!と、うれしくなりました。
特に、ドラマになるような毎日ではありませんが、我が家の出来事が、誰かのお役に立つのだったら・・・と思い、このHP作成を思い立ちました。
なにぶん始めてのことですので、うまくいかないことも多いかと思いますが、今後ともよろしくお願いします。
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