2007/2/28
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知的障害のある人とのつきあい方



知的障害があるからといって、特別な接し方をしなくてはいけないというわけではありません。 
   一人の仲間として普通に声をかけてください。 ただ、少し手助けをしていただいたらありがたいです。


1 言葉と一緒に身振りや絵などを使う。
 言葉の理解が遅れていることがあります。
そのため、言葉だけの声かけでは、何を言われているのか、理解できないことがあります。そんなときに、身振りや絵・写真・具体的なものを見せながら、声をかけると伝わることがあります。
 
2 答えやすい聞き方にする
 自分で答えを探し出さないといけない質問、例えば「どうする?」「どう思う?」は、答えが思いつきにくい場合があります。 同じことを聞くのにも、答えを二者択一のように選ぶ形にすると、答えやすいです。
 
3 困っているかどうかを見る。 
 知的障害があるからといっても何もできないわけではありません。 もし困っていたら、必要な手助けをお願いします。
 
 
 
  
4 はっきり伝える。
 あいまいな言い方や表現は伝わりにくいです。 やめてほしいときは、「いや」とはっきり伝えてください。 あいまいにして逃げるといった行為は、意味がわからないので、逆に追いかけていくかもしれないのです。 
 
5 ゆったりとした気持ちで接する。
 その年齢なら本来わかっているべきルールが、身についていないことがたくさんあります。 どんなことでも許すこともないし、我慢する必要もないのですが、責めないでほしいのです。 注意してもすぐに直らないかもしれませんが、すこしだけ時間をください。
 
 知的障害のある人が、ともに生きていけるよう、よろしくおねがいします。