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14   幼稚園児の頃のおさる その4
更新日時:
H19年3月16日(金)
言語訓練に通って、その時に行った内容を、私は何の気もなく、担任の先生に伝えていただけなんですが、幼稚園では、そこで止まっていませんでした。
 
 担任の先生、加配の先生は、ADHDに関する研修会に参加されたり、おさるが訓練でやっているような内容を、幼稚園の生活の中でも出来ないか? を考えてくださっていました。
 
 ある日、担任の先生より、「おさるくんの診断書もしくは、一筆を療育園からもらってきてくれませんか?」と言われました。
 その時初めて知ったのですが、私立幼稚園で、心身に障害がある子どもを受け入れると、申請すると県から、1人当たりいくらかの補助金が出るのです。 これは、障害がある子どもを受け入れると、施設面、人的にもいろいろ経費がかかるからでしょう。 公立幼稚園の障害児枠にも限度があることですので、当然のことだと思います。
 園の方からは、「おさるくんにあったおもちゃとか買うのに使えるので」という説明でした。
 
 世間では、このお金をもらいたいがために、障害児を受け入れるものの、ほったらかしにして、お金をまったく違うことに使っている幼稚園もあると言う噂を聞いたことがあります。 
 
 私は、別にそれでもいいや〜と思うくらい、幼稚園の方は、配慮してくださっていました。 いえ、通っていた幼稚園が勝手に使っていたんじゃないですよ。 
 職員室には知育玩具がいっぱい置いてあったし、年長になったときは、障害児教育にくわしい先生を顧問に迎え、子どもたちの観察、その担任の先生との面談、保護者との面談を通して、指導方針を考えてくれていたんですから・・・
その先生の面談の資料の一つに、私が渡していた内容が、役に立ったそうです。