おさるは絵を描くことが、あまり好きではないようです。
私自身は子ども時代は、絵を描くことが大好きだったので、なぜ嫌いなのかの理由がわからないので、おさるが3〜4歳だった頃に、「お絵かきしようよ。」と言い続けていました。 その結果、初めてしゃべった文章らしきモノは、「おさる、お絵かき嫌い」でした。 うれしいやら悲しいやら情けないやら・・・とても複雑な心境でした。
とはいうものの、幼稚園に通い出すと、絵を描く機会がぐんと増えます。 クレヨンでグルグル○を描くと言った殴り書き状態でしたが、それなりに楽しんでいたようです。 他の子どもたちが、ゆっくり絵を仕上げていくのに対して、パッパと描いては次を書き出すので、おさるの作品は山のようにあります。
絵の具を使う場合、年中の頃は個人個人チューブから絵の具を出して使うのではなく、容器に溶かれた絵の具をみんなで使っていました。
おさるは、先生に絵の具の付いた筆を渡され、線を描いてきました。また「ここに塗ってみようよ。」と声をかけて貰ったときは、その通りにしていました。 その間横に付いていてくださり、上手上手とほめまくりだったそうです。
テレビで見た、ゾウが絵を描いている光景と同じだなぁ〜と、不謹慎なことを思ういけない私・・・
でも作品展に展示されていた絵は、なかなか力強い絵でした。
5年生になる今も、絵を描くのは好きじゃないですが、絵の具を使って遊ぶのは好きなようです。 色の変化を楽しんでいるのかな?
おさるの能力だったら、もっと絵が描けるはずと言われていますが、嫌いなモノを無理強いしてもねぇ〜 今は、10分で上手く絵が描けるようになる練習帳も出ていますが、そこまでして絵を描く必要があるんだろうか? と思い、特に何もしてません。
子どもの頃から絵を描くことが好きだった私も、中2以来まったく絵を描いてません。 小学校中学年の1時期、絵を描くのが好きな友達にくっついて絵画教室へ通っていました。 ここの先生は、とにかくほめて描かせるタイプで、高学年になったとき赴任してこられ、図工を習いました。校内で賞をもらえたのは、後にも先にも、このときだけでした。 中1の時の美術の先生も、やはりほめてくれる先生・・・この絵のどこをほめるんだろう?とワクワクする部分もありましたが、楽しんで絵を描いてました。 でも、中2の時の美術の先生は、自分の世界があり、それに合致する子のみ評価し、その他大勢はいたんだねぇ〜という感じだったのです。
やはり子どもを伸ばすのは、ほめることが必要なんだなと、おさるの絵を見て改めて思いました。
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