これ、なにかわかりますか?
おさるが授業で作った、菰(こも)織りです。
織機を使って、1段1段織っていきました。
障害児学級には、生活単元学習があります。
生活単元学習とは、
・一定期間、一定の生活上のテーマに沿った、一連の活動に取り組む過程
・児童生徒が生活上の課程処理や問題解決のための一連の目的活動を組織的に経験することのよって、自立的な生活に必要な事柄を実際的、総合的に学習すること。
「盲学校・聾学校及び養護学校学習指導要領(平成11年3月)解説ー各教科、道徳及び特別活動編ー」より
具体的にどんなことかと言うと、
・作る活動で外出する。
今年度は、児童数が増えたので行われませんでしたが、公共交通機関を使って公園へ行ったことがあります。
・調理の活動で
クッキー作り、親子手打ちうどんづくりなど。
ただ、作るだけでなく、材料の分量をはかるのは、数字のマッチング、きちんとした数字のところで止める勉強になる、また人数分の食器の用意、役割分担など、勉強することがいっぱいです。
・交流しながら
校区中学校の障害児学級との交流があるかな?
・遊ぶ活動で
タコを作って揚げる、ゲーム大会など
・作業、働く活動で
花壇の整備、菰織りもこのジャンルかも。
・栽培、飼育
芋掘りなど
・表現、劇
学級で劇をやる、その月に応じた壁画づくりなど
でも、「教科の勉強をさせてください!」って、思われる保護者の方にしてみたら、何?これ?かもしれませんが、生きた勉強ができると私は思っています。
|