屋敷囲い


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 屋敷の囲いは、石垣や防風林があるが、石垣について言えば積み方にも種類がある。
代表的なのは、野面積み、布積み、相方積み(亀甲乱れ積み)である。野面積みは、
山や海のサンゴ等自然の石をそのまま使い積み上げたもので時代的に最も古い工法。
また布積みは石を四角に加工しを積み上げたもの。相方積みは切り出された琉球石灰岩
を、石の自然な形を利用し互いにうまくかみあうように、四角形、五角形、六角形という
ように加工し積みあげたもの。
  防風林による囲いは、防風のみならず防火性も考慮し、フクギ、がじゅまるなどが植え
られた。



国指定重要文化財に指定されている『中村家住宅』の見事な石積み。
18世紀中頃に建てられたと伝えられています。

石積みの種類

●野面積み(のづらつみ)
   石、サンゴなどをそのままバランスよく組み合わせて
   積み上げた石垣。

●布積み(ぬのづみ)
   石を方形に加工して、隙間無く積み上げた石垣。

●相方積み(あいかたづみ)
   もともとの石の形を利用して、多少の加工を施しながら
   組み合わせた石垣。

   生垣
  ふく木、がじゅまるなどで屋敷を囲う。低木であればツゲ、ブッソウゲなども
  用いられ、花が咲き外観もよくなる。


   本部備瀬のフクギ並木
   
海洋博公園にほど近い備瀬地区の村落では、約200戸の住宅ほとんどがフクギを
防風林として用いている。台風の多い沖縄ならではの光景。