久々に沖縄本島直撃 台風第2号 (2011年)

 台風2号は、沖縄の石垣島、宮古島そして本島を暴風域に巻き込み、多くの被害をもたらした。
とりわけ農作物への被害は甚大であった。また、各地で停電、電話やインターネットの不通など
復旧にこれまでになく日数を要した。台風の後あたりをみれば、信号機の向きが変わったり、街路
樹が倒れたり、家庭の貯水タンクが転がっていたりと様々。飛来物によるガラスの破損も多々あっ
たようである。(ガラス屋さん大忙し・・・)また、単に風圧で割れたケースもあった。網入りガラスだった
ためこの台風には強度が足りなかったのか。網入りガラスは建築基準法、消防法により、防火地域
での設置が義務づけられている。やむを得ないとは言え生きた心地がしなかったであろう。
風圧でシャッターが壊れた店舗もあった。アルミ製カーポートの屋根材(アクリル板)が吹き飛んだりもした。
本島南部では車も吹っ飛んだ、市場のアーケードも倒壊した。
滞在中の旅行者は、沖縄での台風の強さを目の当たりにしたことだろう。
私も今回は油断した。風が強くなって慌てて雨戸を閉めたのだが、飛ばされそうになった。
近年、台風の直撃が無かったせいで、気が緩んでいたのだろう。くれぐれも事前の対策は万全に・・・
 毎度の事ながら、台風の後、洗車目的でガソリンスタンドは一日中長蛇の列。潮をかぶっているので
洗車するのだ。待つのが苦手な沖縄の人もこのときばかりは愛車をほっとけないようだ。

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