オリジナルブレンドハーブを製作販売していただいている会社です |
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疾患の内容によっては特殊な検査機器を用いて
検査をする場合もあります。聴力検査などです。
当院では正式な資格を持った聴覚検査技師らに
聴覚検査など特殊検査を行ってもらっています。
またきちんと患者さまと向き合って検査をできるよう
ボックス状の検査室を用いず、部屋自体を防音室に
して行っております。
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オージオグラム |
難聴やめまい疾患の際に大事な聴覚検査装置です。
この一台でさまざまな聴覚検査を行えます。
主に行うのは純音聴力検査で、これは周波数や音圧で測定音を変化させ、聞こえたところでスイッチを押してもらう、いわゆる聴力検査です。
補聴器を希望する方の場合には、これに加えて「あ、い、う」のような言葉の聞き取りを調べる語音聴力検査や、音の「響き」を調べるSISIやABLBという検査を併用する場合もあります。
十分な検査をしなければ、正確に補聴器をあわせることができません。
お手紙に検査データに添えてお渡しし、補聴器専門店へご紹介いたします。
これらの検査データを元に数回に分けて補聴器の調整(フィッティング)を行い、その方その方にあった補聴器を提供することが可能になります。 |
ティンパノグラム |
オージオグラムが聴力をグラフ化するのに対して、こちらは鼓膜の動きをグラフ化するものです。
鼓膜は耳の穴の奥、つきあたりに張っている音を受ける膜です。
糸電話でいえばコップあるいはコップの底にあたるもので、鼓膜で受けられた音の振動は小さな軟骨(耳小骨)を伝わり蝸牛という場所まで伝えられます。
もしも鼓膜に穴があいていたり、中耳炎で鼓膜の中に水が溜まっていたり、はたまた、トンネルやスキューバダイビング、飛行機の離着陸などで急に周囲の気圧が変化し鼓膜の位置がずれてしまうと、この働きが悪くなり難聴を起こします。この機械はこの状態を評価するためのものです。
通常、オージオグラムと併用して難聴の評価に用いられます。 |
耳管機能検査計 |
みなさんは、飛行機に乗って耳が痛くなったことはありませんか?
スキューバダイビングで耳抜きができず苦労したことがありませんか?
そんな場合に役に立つ検査機器がこの耳管機能検査計です。
耳管とは鼻の奥から耳(中耳)までつながっている管のことです。
通常はつばきをごくんと飲むか、鼻をつまんでフ−ンと息を送り込む(耳抜き)とこの管が開き、中耳へと空気が送りこまれます。
ここの働きが鈍ると圧変化で耳が痛くなるのです。
上のティンパノグラムが中耳圧変化の「結果」を測定するとすれば、こちらはそれを調節する「能力」を測定することになります。
スクーバダイバーや航空機パイロット・スチュワーデスを目指す方で耳抜きに自信がない方はこの機械で耳管機能を評価をしてみましょう。 |
重心動揺検査計 |
めまい患者さまは眼球がグルグル動く回転性めまい以外に、体全体がゆらゆら動揺する浮遊性めまいを生じる場合があります。
これはめまいの急性期から緩解期に移行する際に起こるほか、自律神経失調状態や脳の障害による中枢性めまいでも起こしえます。
この重心動揺検査計は体全体の「揺れ」を検査します。
この検査機器はふらつきの程度をグラフ化でき、めまいのリハビリテーションの評価としても役立ちます。
当院では通常の重心動揺検査のほかパワースペクトル検査とラバー付加検査を行い、より正確なふらつきの評価をしております。 |
電気味覚検査装置 |
最近皆さまは、食事がおいしくなくなったり、ご家族から「食事の味付けが濃くなってきた」などといわれることはありませんでしょうか?
これらは味覚障害による可能性が考えられます。
味覚障害は多くの場合直接生命に影響しませんが、生活の質(Quality Of Life; QOL)を著しく低下させます。
また、中枢性疾患(脳腫瘍)などの原因で味覚が変化する場合もあり、重症疾患が潜んでいる場合もあります。
当院では採血や問診に加えて、電気味覚検査装置を用いて味覚障害を診断いたします。
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