エントロピー
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「量子論」で“核”となる式は「プランクの法則」です。 ドイツの物理学者マックス・プランクが1900年に発表しました。 「ドイツ」と「1900年」というキーワードから“ピン!”と来た人は鋭いです。 ![]() 当時のドイツは、普仏戦争に勝利して、富国強兵のために製鉄業が盛んでした。 熔鉱炉内の温度を正確に管理するための研究から生まれたのが「プランクの法則」です。 「熔鉱炉の温度」という言葉から類推できるかも知れませんが、「熱力学」が下地にあります。 ・・・というわけで、高3で「量子論」を学ぶための“お膳立て”という意味も込めて、 高校物理では、「熱力学」を高2で学ぶ段取りになっています。 【熱力学】 ●気体の状態方程式・・・「化学」でも登場する「PV=nRT」です。 ●内部エネルギー・・・単原子分子は、分子の運動エネルギーが、そのまま内部エネルギーです。 ●熱機関・・・仕事が熱に変わるのであれば、その逆も、あり得るだろう。 ●熱力学のエントロピー・・・「比熱」とは異なる、熱を温度で割った“新しい物理量”。 【統計力学】 ●陰関数微分法・・・関数そのものは不明でも、その関数の導関数は分かる、という“魔法”。 ●分配関数・・・“自然な状態かどうか”は、“重複度”で測ることができます。 ●統計力学のエントロピー・・・熱力学のエントロピーと、どのような関係にあるのでしょうか? 「塾での授業」に戻る |
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