内部エネルギー

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気体の状態方程式は「(圧力)×(体積)=(物質量)×(気体定数)×(絶対温度)」で表されます。

一定量の気体だと(物質量)が一定になり、もともと(気体定数)は定数なので、

変数が(圧力)と(体積)と(絶対温度)の3つになります。

3つのうち、2つの値が決まると、上記の等式により、残る1つの値は自動的に決まるので、

気体の状態量は、実質、2変数関数になります。



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。

カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。



(※)事前に、「力積」について学んでおくと良いです。→ こちら

(01)
圧力(高2)・・・分子が壁に衝突したとき壁に与える力積が、圧力の正体です。

(02)
分子の運動エネルギー(高2)・・・(3/2)×(物質量)×(気体定数)×(絶対温度)です。

(03)
物質の内部エネルギー(高2)・・・(分子の運動エネルギー)+(分子間の位置エネルギー)。

(04)
気体の場合・・・分子間の位置エネルギーは無視できます。

(05)
単原子分子・・・原子1個から成るので、回転や振動を考える必要がありません。

(06)
単原子分子の内部エネルギー(高2)・・・分子の運動エネルギーが、そのまま内部エネルギー。



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