鎌倉 昔工藝

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和時計修理

ヨーロッパから輸入された時計を、日本の不定時法(昼夜の長さが季節により異なる)に合わせて改良したのが和時計です。明治6年に定時法に時刻制度が変更されるまで製作されました。従って現存する和時計はほとんど江戸時代製です。作者名や製作年代が記入された物は少なく、製作者の研究も進んでいないため時代を特定するのは難しいのが現状です。


呼び名:大名時計 時計 斗景 土景 土圭 土計 図景 斗鶏 自鳴鐘 時鳴鐘 時規 時辰表 時辰儀

和時計は一般的に、櫓時計・掛時計・台時計・枕時計・尺時計・その他と分類されていますが、この分け方は主に設置形態によるものです。

昔工藝では時計本体の構造で「袴腰形時計」,「掛時計・台時計」,「円天符時計・振り子時計」,「枕時計」,「尺時計」に分類しています。掛時計と台時計はよく似た構造で、見分けが難しいのですが、重錘の降下量が小さいものを台時計とします。しかし、台時計にも本体背部に柱に掛ける吊環が付いているものも有ります。

その他の時計:釣鐘時計 重力時計 卓上時計 置時計 印籠時計 懐中時計 硯屏時計 卦算時計(圭算時計) 太鼓時計 燈前時計 御駕籠時計 須彌山儀 授時簡(百刻時計) 垂揺球儀 和前時計(欧米の時計を日本式文字盤に改造した物) オルゴール付きなど


昔工藝では30年以上にわたり、調査研究を行いながら各種和時計の修理を行ってきました。お困りの品やご質問があったら、お気楽にお声がけください。

和時計修理ノウハウ集 A4版 本文109P 写真集140P  白黒印刷


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