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エッセー:愛媛の漁村で船釣りを楽しむ―私の第三ステージ

私は退職後、四国の西端、豊後水道に面する「リアス(湾)」の一つ内海ウチウミ湾の北岸の漁村で暮らしてきた。愛媛県愛南町家串イエクシである。内海湾は北を由良半島、東を四国本島、南を西海ニシウミの半島で囲まれ、西に向けて開いた比較的大きな湾で、西海の半島より南は高知になる。一番後の図も参照。
上の写真は国道56号線、柏付近から西を望む。右から張り出しているのが由良半島で、先端の由良の鼻には小猿島が見える。ここは黒潮から分岐して豊後水道を北上する水温の高い潮流(上り潮)がぶつかってくる。小猿島の他に大猿島、地釣り礁、沖釣り礁など有名磯釣り場があり、グレ(メジナ)、ハマチ、ヒラスズキ、イシダイなどの大物が釣れる。私は曳釣り・トローリングで、80センチ前後のハマチを連日10匹近く釣ったことがある。
手前に見える漢字の「山」を押しつぶしたような形の島は長さが500mほどの塩子島シオゴシマで、その南700mほどのところには灯台のある岩礁・黒ハエがある。どちらも周囲は良型のイサキ、グレ、マダイなどがよく釣れる好釣り場で、家串地区の南2~3キロのところにあり、私のホームグラウンドである。写真の右奥が家串湾。




日没直後のクロハエ灯台を近くの海上から撮影したもの。後方は由良半島。



同じ国道56号から南西方向を望む。左から張り出しているのは西海ニシウミの半島とその沖に浮かぶ鹿島カシマ、横島など長さが2キロもある無人島。この西海周辺は黒潮の影響が強く多種の魚が生息する。渡船で渡る無数の磯釣り場があり、イシダイ、グレなどの記録物が狙える。
手前に3つ並ぶ小さなお結びの形は、家串の南約7キロのところにある三つ畑田ミツハタダ島。この周辺は海が比較的穏やかで、家串港から船外機船の貸し船でマダイ、イサキなどを狙って出かける人もある。



左は、由良半島の中間にある「船越運河」。運河上の県道の橋は2010年ごろにかけ替えられた。最初の運河ができたのは1966(昭和41)年。かけ替え前の橋は赤く塗られた鉄のアーチで支えられていた。手前に古い土台が見える。
家串など半島南岸の港を出港して、半島北側、宇和島市の竹ケ島、御五神島などの釣り場に向かうときには、この運河を通ればずっと近道になる。






上から2枚目の日没直後のクロハエ灯台の写真は相互リンク先の『DEあい21』http://www.e-ainan.net/deai21/「おでゆき君の写真館」のno.2「 明日への道標」という作品を転載。
他の3枚の写真はいずれも『みんなの由良半島』「由良写真館」http://yura-h.com/より許可を得て転載。


        下は内海の全体図

     



注:「四国の釣り世界」など、釣りサイトのリンクからこのHPを来訪された方は「釣り人の方に」のコーナーを参照してください