◆寒鱈の子 醤油漬け

寒鱈の子 醤油漬け

材料

・三陸産寒鱈 ・醤油 ・酒 ・味の素 ・塩

作り方

@寒鱈の腹を割き、卵巣を取り出します。 腹を割くときは卵巣を傷つけないよう包丁を深く入れないようにしましょう。
A取り出した卵巣の表面を濃い塩水(海水と同じくらいの濃度)で洗います。
B卵巣を二つ切り分け、皮に切れ目を入れて開きます。
C包丁の背またはスプーンなどでたまごを皮からはずし、ボウルに移します。 このとき血の固まりなどが入っていたら取り除いてください。
DCに醤油、酒、味の素を加え混ぜ味を調えて、1時間置けば出来上がりです。

素材の力を信じた簡単なレシピです。日持ちの関係もあるので、 酒は煮切らないほうがいいと思います。甘くしたいかたは味醂を使うといいでしょう。 味の素を少々使うと味がまとまります。

ちょっと一言

 寒鱈は1月、2月の三陸を代表する魚、正直見た目は良くありませんが、味は抜群です。 そのたまごもまた、通常店に並ぶスケソウの子と違い、大きくて黒っぽく、 かなりグロテスクですが、大変美味しく、産地の方には結構人気があります。 白子が珍重される鱈ですがこちらもいいですよ。

お酒との相性

 インパクト系より柔らかいタッチの純米酒がお勧めですね、 静岡吟醸なんかでも香り控えめなら相性が好いとおもいます。 喜久酔の特純なんかがベストじゃないでしょうか。