材料

・秋刀魚 ・ねぎ ・木綿豆腐 ・味噌 ・醤油 ・卵 ・酒 ・出し汁

作り方

@豆腐は厚み1.5cm長辺7〜8cm程度で三角に切り、ねぎは鍋物に使うよりやや薄めのななめ切りにしておきます。
A秋刀魚は頭を落としはらわたを取り、中骨に沿ってついている血合い(中ぎも) を除いた後きれいに洗い、水気を拭き取っておきます。
BAを3枚におろします。
C包丁を寝かせ、腹骨をすき取ります。
D三枚におろした秋刀魚の皮を剥きます。
EDを細かく切り、更に包丁でたたきます。
FEをすり鉢に入れ味噌、卵を加え良くすり、更に酒を加えて硬さを調整します。
G鍋に出し汁をはり、酒を加え火にかけ、沸騰したら適当な大きさに整形したすり身を入れます。
Hすり身に火が通ったら、切ってある木綿豆腐と葱を加え醤油で味を調え出来上がりです。

 すり身に火が通ったら残りの工程はなるべく手早く行ってください。 醤油を加えたらひと煮立ちでOKです。

ちょっと一言

 滋味溢れる三陸の郷土料理。味噌仕立てで根菜類や茸を入れるところが多いのですけど、 我が家では秋刀魚の他は葱と豆腐だけのシンプルな作りです。 秋刀魚の出汁が染み出た汁は晩酌の締めには最高なのですが、もう一杯飲みたくなる場合もあり、飲み過ぎに注意が必要です。

お酒との相性

 やや熱めでキレのいい燗酒がベストマッチてす。写真のひこ孫の他、日置桜の鍛造シリーズ、諏訪泉の純米など、 上級者向きのお酒を併せてみましょう。