◆牡蠣のグラタン

牡蠣のグラタン

材料

・大船渡赤碕産牡蠣 ・ほうれん草 ・牛乳 ・小麦粉 ・バター ・塩 ・胡椒  ・コンソメスープ(顆粒) ・味噌 ・パン粉、チーズ(お好みで加えてください)

作り方

@牡蠣は殻からはずして(むき身の場合はちろん省略)塩水でふり洗いをし、 ざるに上げておきます。鮑や帆立と違い、牡蠣はものによって殻の合わせ目がどこかを 探すのが結構難しく、上級者向けかも知れません。貝柱の位置は、 平らな方を上にして根元を体に向けた時、右側で真ん中と先端の間です。 ここにナイフを入れ切り離せば殻がはずれます。
Aほうれん草を茹で、冷水に取り硬く搾ります。後で火が入りますので茹で時間は10秒でOKです。
Bべシャメルソースを作ります。バターを溶かし小麦粉を良く炒め、 火からはずして少しさましたら、あらかじめ人肌に温めておいた牛乳をダマにならないよう、 少量づつ加えのばしていきます。バター、小麦粉、牛乳の割合は1対1対10が目安です。
C牛乳をすべて加えたらとろみがつくまで煮詰めて、コンソメスープ、塩、 胡椒で味を調え、最後に隠し味として味噌を加えます。後で味噌を加えるので塩は控えめに使いましょう。
D小鍋を火にかけ、酒(白ワインでもよい)を振りながら蒸し焼きのような加減で牡蠣に軽く火を通します。
EDの内1/4程度を取り出したら、みじん切りにして蒸し汁ごとベシャメルソースに加え、 牡蠣の風味をソースに出してあげます。
Fグラタン皿にバターを塗り、ほうれん草をしき、牡蠣を入れ、ベシャメルソースをかけます。 お好みでチーズやパン粉をかけるのもいいですよ。 GFをオーブントースターに入れ約6〜7分、軽く焼目がつけば出来上がりです。

 味噌と蒸し焼きにした牡蠣をソースに加えるのがポイントです。 乳製品と味噌はすごく相性がいいですよ。

ちょっと一言

 このレシピからコンソメと味噌を除けば基本的なべシャメルソース(ホワイトソース) です。いろんな料理に使えますので是非マスターしましょう。小麦粉を良く炒めることと 牛乳を加える前に温度を合わせることが、だまにしないポイントです。

お酒との相性

 白ワインも悪くはありませんが、お燗酒に勝るものは無いでしょう。 できればミルキーな生もと系を併せたいところです。ズバリ「大七純米生もと」 はいかがですか。もし牡蠣グラタンに合うお酒ランキングをやったなら、 確実にベスト3に入るはずです。


◆牡蠣のベーコン巻きクリームソース

牡蠣のベーコン巻きクリームソース

材料

・大船渡赤碕産牡蠣 ・ベーコン ・牛乳 ・小麦粉 ・バター ・塩 ・胡椒  ・コンソメスープ(顆粒) ・ブロッコリー

作り方

@牡蠣は殻からはずして(むき身の場合はちろん省略)塩水でふり洗いをし、 ざるに上げておきます。
A熱湯に塩を入れブロッコリーを茹で冷水に取った後、水気をきっておきます。
Bべシャメルソースを作ります。バターを溶かし小麦粉を良く炒め、火からはずして少しさましたら、 あらかじめ人肌に温めておいた牛乳をダマにならないよう、 少量づつ加えのばしていきます。バター、小麦粉、牛乳の割合は1対1対10が目安です。
C牛乳をすべて加えたらとろみがつくまで煮詰めて、コンソメスープ、塩、 胡椒で味を調えます。
D小鍋を火にかけ、酒(白ワインでもよい)を振りながら、 蒸し焼きのよううな加減で、用意した牡蠣の1/4程度に軽く火を通します。
EDを取り出したらみじん切りにして、蒸し汁ごとベシャメルソースに加え、 牡蠣の風味をソースに出してあげます。
F残り3/4の牡蠣に小麦粉をまぶしてベーコンを巻き、つま楊枝で串刺しにします。
Gフライパンを熱しバターを溶かし、Eを中火で焼きます。
H途中で牡蠣を返して両面に焼目がついたらベシャメルソースを加え一煮立ちさせます。
Iベシャメルソースをしいた皿につま楊枝を抜いた牡蠣を盛付け、 付合せのブロッコリーを添えれば出来上がりです。

 牡蠣に火を通し過ぎないのが美味しく仕上げるポイントです。

ちょっと一言

 この日使った牡蠣は写真でもお分りと思いますが約8cmの特大サイズ。 岩牡蠣と見まがうばかりです。素材に力がありますので、 インパクト系の味付けにも全く負けておりません。これぞ牡蠣の醍醐味ですね。

お酒との相性

 生もと系のお燗もいいのですが、芳醇系の冷やも悪くありません。 白麹の芋焼酎をほっこりとお湯割りにして合わせるのもいいですね。 私お気に入りの「京屋特選甘露」はやさしい味でこの手の料理にもよく合いますよ。


牡蠣と白菜のオイスターソース炒め

牡蠣と白菜のオイスターソース炒め

材料

・大船渡赤碕産牡蠣 ・白菜 ・オイスターソース ・醤油 ・豆板醤 ・片栗粉 

作り方

@牡蠣は殻からはずして(むき身の場合はちろん省略)塩水でふり洗いをし、 ざるに上げておきます。
A白菜は適当な大きさに切っておきます。芯の部分は幅5〜7mm、長さ5〜7cm、 シャキシャキ感を残すため繊維と平行方向を長手にするのが基本です。
B中華なべで沸騰させたお湯にサラダ油を浮かべ、白菜をくぐらせます。
Cキッチンペーパで牡蠣の水気を拭き取り片栗粉をまぶします。
D中華鍋で牡蠣の両面を焼き一旦取り出します。
E中華鍋にサラダ油を熱し豆板醤を炒めたところに牡蠣を入れ、続いて白菜を入れ炒めます。
FEにあらかじめ1対1に割っておいたオイスターソースと醤油をかけ、 鍋を振りながら手早く混ぜ出来上がりです。

 牡蠣投入後は約1分で仕上げましょう、 もたもたしてると牡蠣のジューシーさと白菜のシャキシャキ感が台無しになります。

ちょっと一言

 男の料理では中華の炒めものは絶対はずせません。 何故なら数ある料理の中で最も運動能力を必要とするため、 男性の体力的優位を発揮しやすいからです。 あなたも女性にまねの出来ないパワーとスピードを見せつけ、 奥さんや彼女から尊敬を勝ち取りましょう。

お酒との相性

 紹興酒はもちろんですが、ビールにも最高です。 どうしても日本酒でいきたい方には竹鶴の「酸味一体」をお勧めします。