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8 作者のDropboxの使い方
作者の現役時代の具体的なDropboxの使い方ですが、主なものをあげると
(1) Dropboxで共有した公証業務処理システムの運用の面では、書記が専ら入力を担当し、作者がその正確性を検証したり書記の業務処理の現状を把握・確認するほか、システムに不備が見つかる都度、公証人のパソコンで修正し、その結果をDropboxにより直ちに書記のパソコンのシステムに反映させる。
(2) Dropboxの一般的なファイル共有機能の面では、作者が自宅でレイアウト済みの公正証書の本文を起案して「書記Box」に入れておき、翌朝役場に出勤した書記がこれを取り出して(書記のパソコンのデスクトップ等にコピー又は移動して)本旨外要件を付し、作者が出勤する頃には、その机の上に署名をすればよい状態で公正証書を置いておいてもらう。
というものでした。
Dropboxを使って、作者の自宅のパソコン、作者の役場のパソコン、書記の役場のパソコン、計3台の間で公証業務処理システム及び一般的なファイルの共有を実現していたわけです。
このような使い方をしていましたので、公証業務処理システムによる書記業務の飛躍的な効率アップとあいまち、作者の業務に公証業務処理システムとDropboxが果たした役割は絶大なものがありました。
もちろん作者の意向を尊重し最大限協力してくれたセンス抜群の書記の存在があったことを付記しておかなければなりません。 |
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