三瓶山(1126m) H22.11.5〜11.6

 11月5日から1泊2日で島根県の三瓶山へやま旅行に出かける。まずは米子道経由で安来市の「はくちょうロード」を訪れる。水をはった田んぼに多くの白鳥が飛来し餌をあさっている。ちょうど飛び立った白鳥をカメラにおさめることができた。白鳥は4〜5羽の家族単位で行動するらしく白鳥世界の家族の絆に感心する。
 
 次に、出雲市の「出雲弥生の森博物館」に立ち寄る。この地方独特の「四隅突出型墳墓」のジオラマを中心とした展示を見学、弥生時代の出雲の王の世界を垣間見ることができた。入館料無料なのに親切に説明していただき感謝。
 
 出雲そぱ゛を食べて山陰海岸を大田市から三瓶山方面へと車を走らせる。三瓶の山間にある「小豆原埋没林公園」に行く。約4000年前に三瓶山の噴火によって埋没していた木々が立った状態で発掘保存されていてそのスケールに圧倒される。この施設地下へ地下へと降りていくのだが、まるで縄文時代へタイムスリップしていっているかのようで一度必見の価値がある。
 
 その後、夕日に照らされた男三瓶山を西の原で眺めてから三瓶温泉の旅館(さひめ野)に入る。「さひめ野」とは、一風変わった名前だ。その昔この地域が「佐比賣(さひめ)村」と呼ばれ、三瓶山も「佐比賣山」であったことに由来している。
 
 2日目は、8時に西の原登山口から男三瓶、女三瓶、大平山、孫三瓶、子三瓶の順に三瓶山全山を時計回りに縦走して扇沢コースを下山する。(三瓶山登山参照
 
 男三瓶頂上付近のススキと室内(むろのうち)を中心とする紅葉の二つの秋景色を同時に楽しめて良かった。また、海岸から十数キロの距離しか離れていないので頂上からは山陰の海岸線と日本海までもが見渡せてしまう。好天に恵まれこれら二つの秋景色と頂上からの山と海の眺望を満喫することができたやま歩きだった。15時半に下山、昨夜泊まった「さひめ野」で風呂を浴びてから山陰道・米子道経由で帰途に着く。

三瓶山の紅葉




男三瓶頂上付近のススキの草原





三 瓶 山

○ 標高(男三瓶) 1126m  

   三瓶山とは男三瓶山を主峰とする女三瓶、大平山、孫三瓶、子

   三瓶の総称をいう


○ 今回の行程


 定の松 ==2:00==男三瓶==1:00==女三瓶==1:00==孫

 三瓶==0:30==子三瓶==1:30定の松
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