霧島山(H22.3.19〜21)


日本百名山の一つである霧島山(韓国岳)登山を目的とした2泊3日の旅をする。

1日目は、桜島港から標高373mの湯之平展望所までを歩いて登る。
約2時間の歩きだが一般道のためかなり疲れる。しかし、桜島の荒々しい山容と青空にたなびく白い噴煙の光景は疲れを癒してくれるものがある。

2日目は、レンタカーで九州自動車道を経て霧島の高千穂峰を登る。
登山口の昔の霧島神宮跡では曇り空であったが、灌木帯を通り抜け赤ガレの急登にさしかかると低気圧の接近により台風並みの強烈な風に見舞われる。「遭難」の二文字が頭をよぎり御鉢火口縁あたりで引き返す。かの坂本龍馬がお龍との新婚旅行で登り引っこ抜いたといわれる天の逆鉾を見たかったのに残念です。(その夜は、えびの高原に泊まりましたが、ものすごい雷と風雨の天候でした)

3日目は、いよいよ韓国岳登山です。
霧島山とは、最高峰の韓国岳をはじめ獅子戸岳、新燃岳、中岳、高千穂峰の総称てあるとのこと。
さて、この日も強風で8合目から上では強風に吹き飛ばされそうになりながらの山歩きでしが頂上を極めることができました。
天気が十分に回復しておらず高千穂峰が霞んで見えましたが、それはそれで天孫降臨の神話伝説の山にふさわしく神秘的な感じがする光景で満足のいくものでした。

韓国岳頂上からの高千穂峰




荒々しい山容の桜島





韓国岳


 ○標高  1700m (霧島連山の主峰)
 ○時間  登り 約2時間  下り 約1時間
 ○距離  全5.5Km(えびの高原登山口より往復)
 

 時間があれば韓国岳から獅子戸岳、新燃岳、中岳へと縦走してみたい山。また、山名の由来として頂上から遠く韓国まで見渡せるからその名がついたとか・・・・・(真偽は不明)

写真ギャラリー
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フェリーで桜島へ 噴煙がよく見える

港から車道を歩く 登れるのはここまで

高千穂峰登山口 昔の霧島神宮跡

強風のためここで断念 現在の霧島神宮

丸尾の滝 霧島温泉郷

韓国岳登山口 韓国岳頂上

爆裂火口跡 頂上からの高千穂峰

麓からの韓国岳 新幹線ホームからの桜島