God dag!(こんにちは(ノルウェー・デンマーク語))

 2001年夏、福岡の暑さは半端じゃありませんでした。かみさんのたっての希望もあって、北欧3ヶ国ウェーマークェーデン)に行ってまいりました。

時差: 日本時間−7時間(サマータイム中)
レート: 各国とも単位は同じだが別通貨である
 (ノルウェー)1クローネ(Nkr)で15円程度
 (デンマーク)1クローネ(Dkr)で16円程度
 (スウェーデン)1クローネ(Skr)で12円程度
天候: 8月後半で、晴れれば昼間は半袖でも問題なかった(昼は22℃くらい)。
朝晩は冷えるので長袖は必要(10℃前後?)。
フィヨルド観光する場合は風が冷たいのでウインドブレーカーが良い。
よく雨が降るので雨具は必携。
言語: ノルウェー:ノルウェー語
デンマーク:デンマーク語
スウェーデン:スウェーデン語

更新履歴

2001.9.10 本物のチボリは?追加
初版完成!
2001.9.09 コペンハーゲンストックホルム
買い物追加
2001.9.06 ベルゲンオスロ追加
2001.9.02 新規作成

目次  


北欧を旅して

 回の旅は、北欧3ヶ国(ノルウェー、デンマーク、スウェーデン)を8日間でまわるツアーに参加した。北欧の魅力といえば、

行くことに決めてからの時間が短かったのと、観光シーズンが限られているため、定員一杯とか、逆に集まらなくてキャンセルになっているものがあり、今回利用したツアーしか残っていなかったという状況ではあったが、内容的には良かったと思う。自由行動はコペンハーゲンであったが、それ以外は1〜2時間程度散歩する程度でちょっと残念。ツアーで回る場合、行く場所はほとんど同じで、自由行動が取れる都市や、移動方法の違いくらいしか差がないようなので、優先順などを決めて選んだ方がよいと思う。

 アー前日、日本には台風が近づいていて、前の日に関西空港そばのホテルで前泊することになっていた。ちょうどその日の深夜に紀伊半島に台風が上陸したとあって、国際線が出発するかどうか気が気ではなかったが、翌日には風は強かったが青空も見えて、無事国内脱出ができた。

 アムステルダムを経由してベルゲン行きの飛行機で隣合わせになった外国人は機内で小ビンのワインを3本も飲んでいたので、かみさんと「よく飲むなぁ」とささやいていたら、その人から「休暇ですか?」と英語で聞かれた。その人は仕事でノルウェーに向かうオランダ人で、日本にも仕事で何度か来てるようで、福岡を知ってると言っていた。よく飲んでいたことを話したら、「北欧は高いし、機内はタダだから」だって(笑)。現地時間の夜9時半頃最初の都市ベルゲンに降りたった。パスポートへのスタンプはなかった。

 欧の夏は短いようで長い。というのも、8月後半の日の出は6時半頃、日没は夜9時過ぎ(ノルウェーの場合、デンマーク・スウェーデンもそんなに違いはない)で夜10時でも真っ暗ではなかった。白夜を体験するには北極圏のエリアでかつ夏至をはさんだ前後1ヶ月くらいだそうで、今回は無理だったようだ。

 葉は、それぞれノルウェー語、デンマーク語、スウェーデン語があるようだが、みんな英語がよく話せる(タクシーでもOKだった)ので、英語さえなんとかなれば特に不自由はしないと思う。「ありがとう」の言葉「タック(takk/tack)」を覚えておけば、あとは英語だけでも十分だろう。

 事は、海の幸の多い国なので、サーモン甘エビなどがおいしかった。魚の卵は、イクラやシシャモもすべてキャビアと呼んでいた(!)。ベルゲンの魚市場では、これらがパックになって売られていたりしたが、旅の最初で保存できそうになかったので結局買わなかった。帰国直前の空港売店にも同じようなものがあったが、やっぱり高かった。今思えば残念。
 また、好きな料理を好きなだけ取れる
バイキングというのがあるが、もともとはバイキング達のちょっと贅沢な食事の取り方だそうで、今回のホテルでの夕食でもこの方式があり、腹いっぱい食べることができた。ただ、アルコール類は北欧全般でかなり高めで、ノルウェーではビール一杯で約700円、ワイングラス一杯で約900円くらいになるから、例のオランダ人がいっぱい飲んでいたのも納得がいく。

 物は飾るのにちょうどよい小物を中心に買っていたが、付加価値税が10数〜20%くらいと日本では考えられないくらい高い。内税なので、値札通りに払えばよいが、全般に高いな、と感じた。ただおみやげ店などの店先に「TAX FREE」の表示をよく見かけるのだが、ある一定額以上その店で買うと、免税手続きの書類を書いてもらえるので、うまく利用するとよいと思う。
また店の
営業時間が月〜金で夜6〜7時まで、土曜は午後3時くらいまで、日曜は定休日といった風に非常に限られているので、買い物はできる時にしておかないと買いそびれる可能性大。さらに博物館等は月曜休館が多いので、ツアーの日程を見るときにこれらを考慮しておくと良いと思う。

通のマナーも考えさせられるものがあった。ノルウェーでは、横断歩道を渡ろうとしていると、たいていの場合は止まってくれた。また、信号がから黄色になるとすぐブレーキをかけて停車させる。あぁ、福岡とはえらい違いだ
また、これはルールだそうだが、
昼間でもクルマのライトは点灯させることになっているらしい。特にスウェーデンではこれによって交通事故がかなり減ったそうである。日本では渋滞中にバッテリーが上がっちゃうからできそうにないらしいが、非常に合理的だと思う。ノルウェーではクルマのライトを点灯するのに民話の観点からもう1つの理由があるそうだが、それは「ベルゲンのページ」にて。

ィンランドも北欧に入るけど、今回のツアーでは行かなかった。ムーミンやサンタ村など、こちらも魅力ある国なので、また行く機会があれば、こちら優先で訪れてみたい。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Takk!!


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