北欧の旅 ストックホルム(スウェーデン)

旧市街(ガムラスタン)
ストックホルムの旧市街「ガムラスタン」

ストックホルム市庁舎
 市役所としてだけでなく、ここの青の広場は、毎年12月にノーベル賞の公式晩餐会の場として使用されていることで有名である。そのほか、市庁舎のスペースが結婚式に貸し出されたり、塔の上から展望できたりする。この日は我々のツアー組しかいなかったので、スウェーデンガイドさんが塔の真下のホールで美しい歌声を響かせてくれた。とても響きがよく、周りが静かなので、ガイドさんの声の良さとあいまって、とても感動した。
 また、「金の広間」はほんとに金ピカだった。中央にはちょっと大きな人物像(もちろん金色)が描かれている。この壁面上部には、「誕生から墓場まで」を表す絵が描かれていて、これって福祉の一環かな?

スルッセンのバー 夕食を済ませたあとは、上の写真にある旧市街「ガムラスタン」にツアーで一緒だった方と飲みに行くことにした。ホテルはストックホルム中央駅の目の前と便利な所だったので、ストックホルム中央駅からは地下鉄を利用して行った。ガムラスタンまでは1区間で行ける。また、治安も悪くないので安心して乗れる。ガムラスタンでは、ガイドブックで調べてあったジャズの聴けるバーに行ってみたが、超混雑してて落ち着ける状況ではなかったので、いくつか探してるうちに、結局もう一駅分行ってしまった(スルッセン)が、近くによさそうなバーがあった。ちょうど通りかかったとき、サッカーの試合が店のTVで流されていて、たまたま周辺をとおりがかったストックホルムの若者たちがどんどん流れ込んできた。我々が入ろうとした頃には、もう店のTVの前は身動きが取れない状態で試合運びに一喜一憂というありさま。みんな背が高くて、試合に熱中してて、ちょっと怖かったが、逆に我々のことはまったく気にもなってない様子。なんとか奥まで入ると席は空いていたので、飲み物を注文して話をしていると、ひいきのチームが負けたようで、がっかりしてあっという間に引き揚げていってた。あれはワールドカップの予選だったんだろうか。その後スウェーデンは代表に決まったそうだ。我々はのんびりお酒をのんで1時間半くらいいて、お店の人に写真を撮ってもらったりして出てきた。北欧最後の夜は、スウェーデンの熱気の中で過ぎて行った。(写真は帰り際に撮ったので、すっかり静かになっている...)


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