鉄道紀行その9

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2001年8月6日
113系 普通 2両 城崎(12:51)→福知山(14:16) 山陰本線
113系(福知山色)
 ここからの列車は気動車から電車になります。先ほど乗って来た海水浴客の大半はここから特急に乗って関西に帰るので、この列車に乗るのは少ないです。 今日は登校日だったのか高校生がいたのでいつもよりは多い目なのでしょう。それでも全員が座れるほどの乗車率でした。
 この電車を撮影しに先頭に行くとびっくり。なんと中間車両を先頭車にした改造車両だったのです。とても驚きました。何と言ったって運転台を取り付けただけで 後は手前に安全の為にバンパー(写真の黄色の部分)を付けただけの簡単な改造だったからです。これは模型のネタにはもってこいですね。いつか作ってみようと思いました。
113系の半自動ドア  さてこの列車は半自動ドアだったので、自分でドアを開けないといけません。しかも、前に乗った半自動ドアと違って開閉ボタンがありません。ドアに大きな取手が付いています。と言う事はこれは自力で開ける 訳です。始発駅だったので、扉は一応開いていました。もし途中で乗り降りするならば自分で開けないといけないと言う訳です。
城崎〜玄武洞周辺  列車は定刻通り発車しました。発車してすぐに円山川の川沿いをずっと走ります。途中には矢田の渡しと言うのも目に入りました。この区間からは電化されているし特急も走るので、列車はかなりのスピードで走ります。 なかなか線路の状態もいいのかあまり揺れません。走っていてしばらくして気づいたのですが、電化されていますがまだここは単線区間だったのです。この区間は特急列車もそれなりに走っているので、この列車もスピードを出して走る訳です。
 列車は特急列車との行き違いの為、八鹿(ようか)駅に停まりました。この駅にはちょっとした思い出があります。昔、天橋立等海水浴に行く時によくこの路線を使っていたのですが豊岡(とよおか)駅で乗り換えの為降りるつもりが聞き違えで 一駅手前のこの八鹿駅に降りてしまって、後続の列車待ちで1時間待ったと言う事があったのです。その時とは雰囲気もちょっとだけ変わっていました。あの時は周りに田畑しかない何も無い駅でしたが、今は駅の改札の反対側にはモニュメントが立っていて 公園みたいになっていました。ここも変わったなとか思っていたら特急列車が通過して行きました。
八鹿〜養父周辺  列車はまたスピードをあげて淡々と川沿いを走って行きます。しばらくすると雨が降ってきました。この3日間雨が降っていなくて、日本海とか綺麗な景色が見れてよかったです。最後くらいは雨が降っても許してあげましょう。 そして列車は川沿いから離れ、辺りが田畑ばかりになると和田山(わだやま)駅に到着。ここで半分くらいの人が降りていきました。そして駅をでるとしばらくまた川沿いを走って行き、福知山(ふくちやま)駅には定刻に到着しました。


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