２００１年８月４日
Ｃ５７（快速ＳＬやまぐち号）６両 小郡駅
この列車を撮影するかどうかをこれまでの車内の中でずっと悩んでいました。それは、この列車を撮影すると今日の目的である電車に乗れないことになるのです。 でも次に来るのもいつかわからないし、それに目的の電車が毎日走っていないとの情報もあるので思いきって、両方撮影する事にしました。
後は日頃の行いが良ければ目的の電車も走っているでしょう。
しかし初めて見る蒸気機関車はちょっと興奮しました。よく生き物だと例える人がいるのですがまさにその通りだと思いました。
１０５系（普通） ２＋２両 小郡（１７：３２）→宇部新川（１８：２２）宇部線
ここからは山陽本線を離れ、ローカル線の旅になります。普段は２両編成の所を時間帯の所為か４両編成で走ります。けれども車内はガラガラです。
出発まで車内で時刻表を見ていると、高校生が『これ宇部新川行きますか？』と聞いてきました。『えっ、君地元の子とちゃうの？しかも俺旅行者やのに俺に聞いてどうする？』 と思いながらも『はい、行きますよ』と答えました。電車は出発間近に地元の人達を数人乗せて出発しました。
駅をでてすぐに山陽本線を離れ、単線の宇部線を走ります。ローカル線なのでまわりの風景ものどかでいい感じです。
地元の人達を乗せては降ろし、を繰り返しのんびり走りながら宇部新川駅に定刻に到着。
１２３系（普通） １両 宇部新川（１８：２８）→雀田（１８：４０）小野田線
とうとうこんな所まで来ました。今日の目的地までは後少しです。しかし太陽の位置が気になります。暗くなってから撮影はしたくないからちょっとそわそわします。
この列車はローカル線のさらにローカル線って感じでしょうか、車両が１両編成です。でも、先ほどの列車の乗り継ぎ客もいるのでそれなりの乗車率です。
列車は淡々と走ります。車窓から夕日が目に入ります。眩しいという事よりもやはり時間の方が気になります。しかも最近の情報で、目的の電車は毎日走っていないと言う事を聞いていたので さらに心配です。車内案内で目的地の駅の到着の案内が流れました。車窓から前方を見ると丁度、目的の電車が目に入って来ました。ちょっと興奮しました。雀田（すだ）駅に定刻に到着。
４３系 (普通） １両 雀田駅
ようやく目的の電車に会えました。この電車を見るためにわざわざ１８切符を買って電車を乗り継いで来ました。しかし、時間がないのでこの列車に乗ることが出来ません。 写真撮影だけを済ませました。
今度はこれに乗りに来ようと思います。車内も撮りたかったのですが、扉が閉まってます。しかたが無いのでダメ元で近くにいた運転士さんに聞いてみました。 すると『次の発車の時間まで扉は開けない』との答え。しかし『次のおり返しの電車で帰るので車内の撮影だけしたいのです。』と撮りたい理由を述べると『あーいいですよ』と言って、 心良く開けてもらえました。
ありがとう運転士さん。
これ以降は小郡まで戻るだけなので、乗車した列車の画像はありません。
１２３系（普通） １両 雀田（１８：４８）→宇部新川（１９：００）小野田線
ここからは小郡まで戻るだけなのでボケーっと乗りました。
そうそう、この小野田線、宇部線はワンマン列車しか走ってないので乗車券が発券されてます。だから列車に乗るときは駅で切符を買うのではなく、来た列車の中に 設置してある自動発行券機で乗車券を取るのです。『なんか俺の近所に走っているバスと同じやな』とか思いながら取りました。宇部新川駅に定刻に到着。
１０５系（普通） ２両 宇部新川（１９：０４）→小郡（１９：５０）宇部線
日もとっぷりと暮れています。遊びに行った人達で車内はそこそこの乗車率です。
阿智須（あじす）駅では山口きらら博を見た帰りでしょうか？立っている人も出てくらいの乗車率になりました。そして小郡駅にに定刻に到着。