ホーム はじめに 自己紹介 更新案内
こんなことはありませんか? 自閉症ってなんだろう? 自閉症の診断基準 その他
自閉症の人とのつきあい方 知的障害ってなんだろう? 知的障害の診断基準 療育手帳について
知的障害のある人とのつきあい方 おさるの部屋 ADHD・LD関連の本 自閉症・知的障害関連の本
その他いろいろの本 わんこの部屋 フォトギャラリー わがやのお庭 参考のために・・・






おさるのお部屋
おさるに関することを、綴っています。


| Back | Index | Next |

37   診断名について
更新日時:
H19年2月24日(土)
今、おさるの診断名は、自閉症ですが、最初に告げられた診断名は、ADHD(注意欠陥多動性障害)でした。
診断を受けたのは、4歳の冬。
小さい頃から、落ち着きがないのは確かでした。 1歳半検診の時、ほかのお子さんは、お母さんと一緒にじっといるのに、おさるは、会場の廊下を走り回っていたんです。 受付に時間がかかるので、列に並んでも、捕まえに行くため、列を離れなきゃいけない。 これを何度か繰り返してましたが、不思議なことに、特に問題とされなかったんです。 受付にいたのは、事務の人で、保健師さんじゃないのかしら?
 でも、子どもってこんなもんだろう、と思っていたし、言葉が遅いのは、男の子は言葉が遅いっていうから、と自分に言い聞かせていました。
 
 入園予定の幼稚園から療育園を紹介され、連絡を入れました。
私は、言葉の訓練を受けるために面談がある・・・という、かる〜い気持ちで、出向きました。
 
 診察室に入るなり、一時もジッとしていないおさる。テーブルの上に上がっては、飛び降りる。目に付いたおもちゃを手にとても、すぐに次のおもちゃに手を伸ばす。呼びかけられたらその時だけ、顔を向けるけど、また動き出す。 本当にエンジンが入っているんじゃないの?って思うくらい、元気に動き回っていました。
 
 言葉の遅れよりも、この落ち着きのなさを指摘されました。 そしてADHDと告げられました。
 
 はぁ? 何を言っているの?と言うのが、まず思ったこと。
 が、次の瞬間、えっ!って言う驚きに変わり、うちの子、障害児なんだ・・・と、ど〜んと落ち込んでいきました。
 
 数日して、本でADHDを調べてみると、確かにあてはまるんですよねぇ〜。
でも、月日が流れ、ジッとしていられる時間が増えてくると、変化が苦手、水遊びに没頭、お友達が家に来ても、一人別のことをするなど、あれ?この子自閉症じゃないの?って思うことが出てきたんです。
 
 そして、6歳の時、自閉症に診断名が変わりました。
 
 でも診断名が変わったからといって、おさるはな〜んも変わっていないんですよね。 
 診断名は、その時一番目立っている点、困り感がある点に注目してつけられるんじゃないか? また子どものことを知るきっかけにはなるけど、子どものことをあらわしている訳じゃないと思っています。